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昔のMTのシンクロ

昔の車(MT)の一速にはシンクロが入ってなかったですが、あれはどういった理由でしたでしょうか? スロー走行中に一速に入れたくてもダブルクラッチ知らないとまず不可能でしたし、トラックなんかでは二速もノンシンクロでした。シフトミスでのオーバレブ防止でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • szaka
  • ベストアンサー率27% (12/44)
回答No.3

停車(ニュートラル選択中)からの1速発進時はM/T内のアウトプットシャフト(プロペラシャフトに繋がります)は回転していませんから同様に止まっている1速ギアへのスライドシフトはストレスも異音もなく可能です。 低速でも車速がある間はそうは行きませんね、ダブルクラッチのテクで凌いでいました。 あの当時はそれでも通用したのです。 運転者はプロの意識強い専門職、職人でした。 重い車重を引いて発進の高負荷に耐える1速の変速比は大きいです。 これへの変速をシンクロ化するには大きな直径のシンクロナイザーリングが必要です。 それをあの繊細な真鍮材で作るには高い工作精度が望まれてコスト高だったのです。 一旦停車せずとも1速にシフトが出来るとなると、皆さんムリムリ変速動作を強いますからシンクロナイザの損耗が激しい。 要するにダメなM/Tを作るくらいなら、1速はノーシンクロのスライディングメッシュのままでいいよね。というのが社会の趨勢でした。 シンクロの作用を説明すると長くなりますし、質問者さんは既にご存じのことでしょうから回答者は物尻顔をする愚を避けますが、あの当時の名人運転者のテクで1速はノンシンクロで運用されていました。 今はもちろん1速もシンクロです。 それでも私ら昭和の爺ぃさんはM/T車に乗ると全速ダブルクラッチで減速しますね。 5速のハイトップから4速に落とす際にも癖でやっていますから助手席の若い手は不思議がっています。 昭和の中ごろ、セリカやレビン1600GTでラリーに凝っていた私ら悪ガキは、泥濘地でフルブレーキングをかけて後輪をロックすれば、車両は惰性で前進していてもリバースギアに変速できるよね。 そこでクラッチを繋いで全開加速したらどんな楽しいことが起こるだろうか? なぁ~んてことを実際にやってはギアを壊したりしていたものです。 懐かしい思い出をありがとうございました。

ae111g98
質問者

お礼

丁寧なご説明ありがとうございました。私もMT運転する際はシフトダウンはダブルクラッチですね。シンクロの保護とタイミングがとりやすいのもあります。タイヤロックでリバースだと神岡ターンですね

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その他の回答 (2)

回答No.2

>昔の車(MT)の一速にはシンクロが入ってなかったですが…… たしかにそうでしたね。我が家のスバル360も1速は「選択摺動式」でした。2・3速がシンクロメッシュ。 ダットサンも310型になって「フルシンクロ」のCMが流れ,ラジエターグリルにも誇らしげに「full」のエンブレムが付いていましたね。つまりそれ以前は1速は選択摺動式だったのでしょう。 >どういった理由でしたでしょうか? 構造図をみるとわかりますが,選択摺動式に比べて機構が複雑になるためにコストがかかるという理由だと思います。でも,山道では走行中に1速に入れる必要があり,当然ダブルクラッチで中ぶかしをしてカウンターギアの回転を上げる動作が必要でした。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5246/13723)
回答No.1

シンクロが高価だったのでコスト削減と言う意味もありましたし、1速は基本的に発進用で走行中に入れないと言う考えからですね。

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