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連星が衝突する時

恒星Aと恒星Bが衝突する時、恒星Aの北極と恒星Bの南極が引き合って最初に衝突しますか。衝突前から恒星Aと恒星Bは電界曲線で結ばれて、強力な電磁波が発生していますか。

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  • Nakay702
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回答No.2

お礼コメントをありがとうございました。 >重力波と電磁波(光)は数十億光年先まで伝わりますよね。重力も電磁波も強い力も弱い力も元々一つの力であったなら、距離による減衰率は全て同じなような…。 ⇒なるほど、おっしゃることはよく分かります、共感です。 ただ、忘れてならないことは、《重力の及ぼす影響がmeet(積集合)的であるのに対し、電磁気力のそれはjoint(和集合)的である》、ということです。どういうことかと申しますと、重力はすべての質量から発生し、しかも個々別々に発生した重力が一つの大きな重力場を形成し、共同して空間全体に作用します。 これに対して、電磁気力はすべての荷電粒子から発生しますが、しかし個々別々に発生した電磁気力は常に孤立的で、単独で作用し、すべての電磁気力が共通の電磁場を構成することはありません。時に複数の電磁気力が共同するような場合もあるかもしれませんが、それはたまたまの「出会い」です。しかもその数の電磁場は、相互に補強し合うこともありますが、逆に干渉し合うこともありますよね。 ということで、ビッグバン直後に分岐した4つの力の「主幹」である重力と、「副幹、または枝」としての電磁気力の違いがこういう形で尾を引いている、と見なすことができるかも知れませんね。

DK000
質問者

お礼

例えば八木アンテナのように、棒アンテナを等間隔に設置して電波を強める事は可能ですよね。でも自然界で電界直線が等間隔に並ぶ確率は低いので、回答者様のご指摘通りで弱め合う場合が多そうですね。回答者様の国際六角形アンテナは楽しそうですね。何時か試してみたいです。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >恒星Aと恒星Bが衝突する時、恒星Aの北極と恒星Bの南極が引き合って最初に衝突しますか。衝突前から恒星Aと恒星Bは電界曲線で結ばれて、強力な電磁波が発生していますか。 ⇒逆らってばかりいて恐縮ですが、恒星Aと恒星Bが連星であってもなくても、それらが衝突する時、互いに引き合うような力としては4つの力のうちの重力しか無いと言えるでしょう。重力「しか無い」というのは言い過ぎとしても、少なくとも、恒星同士の衝突を問題にするときは、ほとんど無視してもよいほどの影響力しか持たない、と言えるに違いありません。 なぜなら、4つの力のうち重力以外はすべて媒介能が極端に弱く、しかも媒介対象が狭い範囲に制限されます:弱い力(レプトンとクオークのみ)、強い力(クオークのみ)、電磁力(荷電粒子のみ)。要するに、恒星同士の衝突について云々する際は、重力とそれに関連する事柄(衝突する恒星の構成材料差・質量差・密度差、固有運動の違い、公転・自転の違い、角運動量や遠心力の違い、衝突する恒星以外の天体を考慮に入れた多体問題など)に関知するだけでよい、と言えるでしょう。仮に両方の恒星が「衝突前から電界曲線で結ばれて、強力な電磁波が発生している」ことがあるとしても、それと衝突との間に因果関係が結ばれることはほとんどないと思います。

DK000
質問者

お礼

毎回分かりやすい説明に感謝いたします。太陽のN極S極からの磁気がどの位遠くまで伝わっているのか興味深いです。重力波と電磁波(光)は数十億光年先まで伝わりますよね。重力も電磁波も強い力も弱い力も元々一つの力であったなら、距離による減衰率は全て同じなような…。支離滅裂ですが…。ありがとうございます。

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