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【日本史・朝鮮岩】登山で静岡県静岡市に朝鮮岩という
【日本史・朝鮮岩】登山で静岡県静岡市に朝鮮岩という山がありますが、なぜ静岡なのに朝鮮なのでしょう? 疑問1.なぜ静岡市に朝鮮岩という山があるのかどういう経緯で名付けられたのか教えてください。 疑問2.京都府京都市内の井戸には朝鮮岩が用いられた石が多く使われました。そして国の重要文化財指定で井戸の説明書きに、この井戸は朝鮮岩を朝鮮半島から船で運んで来て朝鮮岩をくり抜いて作られたと記載がありましたが、本当は朝鮮岩の朝鮮とは静岡の朝鮮岩なのでは? 静岡から京都にわざわざ岩を運んで来る理由は良く分かりませんが、なぜ京都も山があって、鞍馬山等の良質な岩が採れる採掘場所があったのにわざわざ静岡の朝鮮岩から岩を持って来て井戸に用いたのでしょう? 本当に朝鮮半島から岩を船で持って来て井戸にしたから朝鮮岩なのでしょうか?
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>朝鮮岩という山があるのかどういう経緯で名付けられたのか教えてください。 有名な説(春田鐵雄氏が発表した仮説)としては、以下の物が有りますが、はっきりとした由来は不明な様です。 >>江戸時代に駿府を訪れた文人・墨客たちが、駿府を「晁陽(ちょうよう:朝日の意)」と呼び、その西側である「晁西(ちょうせい)」にある山(岩)として「晁西岩」と呼んでいたのが訛って「朝鮮岩」になった。 個人的には、「朝が鮮やかに眺められる山(岩)」じゃないかと思いますが…。 >本当は朝鮮岩の朝鮮とは静岡の朝鮮岩なのでは? すぐ傍の駿府城の石垣は、近隣で切り出すだけでは石が足りなくてわざわざ伊豆から石を持って来ていた位ですから、京都に大量に持ち込む可能性は…。 (あと、山の朝鮮岩はただのピーク(山頂)で岩が有る訳では無いし…。) >京都府京都市内の井戸には朝鮮岩が用いられた石が多く使われました。そして国の重要文化財指定で井戸の説明書きに、この井戸は朝鮮岩を朝鮮半島から船で運んで来て朝鮮岩をくり抜いて作られた どの井戸か判りませんが、総見寺の井戸は加藤清正が朝鮮出兵時に使用した船のバランスウェイトの石を使用したと言う伝承が有ります。 (当時の船舶は、物資を輸送した後に戻る際に荷台が空だと、船が軽くなり水に沈まないので、重心位置が上がって転覆する可能性が有るので、重心位置を下げる為に石をわざわざ積んだ。) なので、総見寺の井戸は手元に朝鮮半島の石を沢山持っており、優秀な石工集団まで抱えた加藤清正が居たと言う偶然の産物だったりします。
お礼