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手抜き工事アパートの疑い?
仕事用に新築アパートを借りました。しかし防音性能がダメでした。 アパートを紹介するwebページでは、外壁はALC構造、天井床は合成スラブデッキと宣伝されており、よくわからないが防音性は高いのだろうと思いました。 しかし実際は上階の住民が流しや風呂で水を流す音が普通に聞こえますし、足音も聞こえます。 そこで点検口でも開けて除けば何か分かるかと思いましたが、調べても設置されていない様でした。(システムバスにはありましたが) これって手抜き工事の疑いありますか?もしそうであれば管理会社に連絡すれば改善の余地はありますか?
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合成スラブデッキという事ですから、アパート全体はS造だと思います。 S造のなかでも、アパートという事ですから構造部材が厚み6mm未満の、軽量鉄骨なのだと思います。 そうすると、まず建物全体の構法が、そこまで遮音性に優れた構造という事ではありません。遮音性に優れた構法の代表格は鉄筋コンクリート造(RC造)ですが、そういう建物と比較すればどうしても劣ります。 外壁がALCという事ですと、ALCにはある程度遮音性がありますので、屋外からの音に対しては、おそらく一定の遮音性を発揮しているのではないかと思います。ALCはローコストながら遮音性ばかりでなく断熱性もありますし、外壁には適した建材だと思います。 床が合成スラブデッキなのは、現にある程度の遮音性は発揮していると思います。例えば木造アパートの木造の梁と根太で組まれた床と比較すれば、遮音性は実際に高いのだと思います。とはいえその遮音性能も、スラブの厚みや仕上材や天井材にもよって変わってきます。アパートですと、どうしてもコストとの兼ね合いで、そこまで遮音性が高いようなスペックでは設計できないでしょう。 水を流す音は、例えばPSの壁にグラスウールを充填するなどして遮音の処理をしてあれば聞こえにくいのですが、おそらくそういう施工はしていないのでしょう。賃貸アパートでその様な施工をするのは、少数派だと思います。 宣伝で謳っていた建材や構造については、嘘はないのかな、と思います。ただ、宣伝内容そのものが、あまり遮音性を強くアピールという感じがしない内容です。 頂いた情報からは、特に手抜き工事の疑いがあるような感じはしません。一般的な木造アパートなどと比べますと、実際に遮音性はあるのだと思います。逆に言えば、一般的な木造アパートなどですともっと遮音性能が弱く、もっと音が伝わってくるのではないでしょうか。それよりは、だいぶ遮音性に優れているのだと思います。 例えば、団地などをお借りになれば、古くて、家賃も安いのに、遮音性は新築の軽量鉄骨造のアパートよりもよほど優れていたりします。それはやはり、RC造の構法の特性というものです。 新築という事で、きれいでしょうし、設備なども新しくて使い易いのではないでしょうか。マンションほどではありませんが、一般的な木造アパート等に比べれば、きっと遮音性も優れている事と思います。せっかくですから、なるべく良い部分に目を向けて、ご満足なさってお使いになってはいかがでしょうか。
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- gokukame
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管理会社に連絡しても無理ですよ。
- are_2023
- ベストアンサー率32% (990/3039)
ALC構造の防音 https://ieagent.jp/blog/chie/autoclavedlightweightconcrete-293170 ・SRC造 防音性が高く外からの音も軽減されている ・RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる ・重量鉄骨造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる ・ALC造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえるが、普通の軽量鉄骨よりは軽減される ・軽量鉄骨造 多少音量が軽減されるが、生活音はほとんど聞こえる ・木造 隣室のテレビや電話の音など生活音がかなり聞こえる 防音に期待するのは酷かも....
お礼