- ベストアンサー
年金受給者の扶養に入りたいが条件は?
国民健康保険(以下、国保)について質問させていただきます。 【現在の状況】 父:74歳 無職 年金受給者 国保加入 母:72歳 無職 年金受給者 国保は父の扶養 私:48歳 5月末退職 当分は無職 無収入 両親と同居してるが別世帯 退職後の健康保険ですが、国保に加入するか父の扶養に入るかで迷ってます。そこで質問です。 父の扶養になるには何か条件はあるでしょうか?同一世帯でないといけない、年収は何万円以下など。 よろしくお願い申し上げます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国保は世帯単位で保険料を計算し、世帯主が保険料の納付義務を負いますが、社会保険のような「扶養」の仕組みはなく、世帯の加入者全員の所得を合算して保険料を計算するので、世帯合併して両親と同じ保険証番号の国保に入ってもメリットはほとんどありません。むしろ、デメリットが生じる可能性が高いです。 国保の保険料は、加入者の所得に応じてかかる所得割のほかに、世帯の加入者数に応じてかかる均等割、世帯ごとにかかる平等割があり、それらをすべて合計した金額になります。均等割・平等割は所得ゼロでもかかるかわりに、世帯の所得水準によって7割・5割・3割の減額が適用されます。両親の現在の保険料が減額適用されたものだった場合、世帯合併で質問者さまの前年所得が加算されることによって、減額割合が下がったり、減額の対象外になるのはほぼ確実で、別世帯でそれぞれ国保に加入した場合の保険料の合計額よりも高い保険料を払うことになる可能性が高いです。 退職後の健康保険としては、退職する会社の健康保険の任意継続という選択肢もあります。今まで労使折半していた保険料が全部自己負担になりますが、退職1年目に関しては、国保の保険料よりも安いので、退職1年目は任意継続を選択する人が多いと思います。所得に関係なくかかる均等割・平等割のようなものが社会保険にはないからです。任意継続する場合の手続きや保険料などは、会社で聞けば教えてもらえるはずです。 国保に加入した場合の保険料は、お住まいの自治体のHPで調べるか、都市名を設定して試算できるサイトなどで調べられます。自治体ごとの差が大きいので、試算サイトにお住まいの自治体が選択肢にない場合、正確な試算はできません。 国民健康保険料シュミレーション https://www.mmea.biz/simulation/kokuho_calculation/