そもそも社会主義運動そのものが暴力なくしてはなかなか成立しないですからね。
話し合いと選挙で平和裏にやってたら、どんどん金持ちに都合のいい社会になっちゃうんですよ。今の日本がそうでしょ?
社会や国家制度が大きく変わるときは、暴力というか戦争なくして成立することはありませんからね。
犯人に政治的意図はなかったようですが、結果的に安倍晋三氏がああいうことになって自民党のパーティー裏金事件がこれだけ明るみになりました。安倍氏が生きておられたらここまでの大事件になることはなく、モリカケ問題なんかと同じで笑ってごまかされたでしょう。
いい悪いは別にして、暴力的な事件やテロが社会を大きく動かすこともあるのは事実です。
あと信じられないでしょうけれど、あのあさま山荘事件までは世間は過激派のテロに寛容だったんですよ。あさま山荘事件でも、当時は「過激派頑張れ」という目で見ていた人たちも大勢いたのです。
世論に変化が起きたのは、あさま山荘事件で逮捕された犯人たちの自供で「山岳ベース事件」という集団リンチ殺人事件が発覚して、被害者の中には女性や妊婦までいたものですからそれで世論が変化したのです。
でも私が子供の頃だった1980年代半ば頃までは、あの独特のフォントによる左翼学生の看板が大学なんかにいくと見られたものでしたよ。