- ベストアンサー
物理の問題についての質問
以下の問題を解いてる中で、疑問が出てきたので質問したいと思いました。 <問題> 天井から糸zでつるされた定滑車に糸xをかけて、左には質量mの物体Aを、右には質量mの板をつるす。Aと床の間を糸yで結び、板上に質量Mの物体Bを置く。滑車は滑らかで質量は無視でき、重力加速度の大きさをgとする。糸yを切ると、全体が動き出した。このとき、Bが板を押している力はいくらか。(問題の図については添付画像の方を参照お願いします) <質問したいこと> この問題の解説に『 作用・反作用の法則により、Bが受ける垂直抗力の大きさとBが板を押す力の大きさは等しい』と書いてあり、 Ma=Mg−Nより、(aは加速度として置いています) a=Mg/(2m+M)を代入して N=2mMg/(2m+M) よって、Bが板を押す力の大きさは2mMg/(2m+M)であるとしていました。 しかし、自分はBが板を押す力にMgも加わるのでは?と思いました。このところを分かりやすく教えていただけるとありがたいです。お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
板は言わばエレベーターですよね 板が静止のときは Мの物体に働く力は 重力と板からの垂直抗力で これらがつりあっているので Мg=Nであり Nの値は明確です しかし、板が下降中で下向に加速度を持ってるなら 板に乗ってる立場の観測者からみると 物体には、 重力、垂直抗力 の他に 慣性力Мa(上向き)がはたらき これらが釣り合っていると捉えれられます このとき Мg=N+Мaですから aの値によってNは変わってくるのです その意味では、aの値がわかるまではNの値は不明です そして N=Мg-Мaですから Nの中にちゃんとМgも考慮してある と言う事になります ちなみに、この問題では起こり得ないことですが もし、a=gなら N=0となり 板にМの重力は全くかからないことになります →これは、エレベーター上方の糸Xが切れてエレベーターとМが自由落下している状態です
お礼
なるほど!私は観測者の位置を混ぜて考えてしまっていたようです。慣性力が働くという説明で納得がいきました。ありがとうございます!