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京都アニメ放火事件
何となくわかったのは、知性と感性がバラバラの人がいて、知性はそれなりにあるので、放火の計画性は練れるけれども、感性がすごく幼稚でかつ歪んでいると、例えば、子供が家庭に不満があってろうそくの火を倒したら、家中に火が回って大事な人を亡くすみたいな事件かなと。 その時にその子のやったことを非難はするけど、死刑にするだろうかと思います。 犯人のたぶん感性的妄想人格を、知性の正常さだけで判断、判決するのはどうかなと思いますが、どう思いますか?
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- eroero4649
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https://www.sankei.com/article/20240125-CMQHISMNA5O5BFEEH6UYMG64TQ/ こちらの記事にもあるように、被告は以前に刑務所に収監されていたときから統合失調症を発症しており、その後は投薬治療も受けていました。 しかし治療を継続的に受けることなく、最後は彼自身の判断で薬を飲むのをやめてしまっています。 統合失調症は適切な治療を受けていないと、症状が固定して寛解(病気の症状が治まること)ができなくなってしまいます。 彼は統合失調症が固定化して、妄想と現実の見分けが全くつかない状態になっていたと思います。 責任能力が問えるかどうか、とても難しい判断であったと思います。ただ彼に「責任能力に問題があった」として死刑ではなかったとしたら、世間は相当紛糾していたと思います。「法律の考えからすると死刑は不適切だが、人情的に死刑以外はありえない」なんじゃないかな。
- candymint1120
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例えば、子供が家庭に不満があってろうそくの火を倒したら、家中に火が回って大事な人を亡くすみたいな事件かなと。 その時にその子のやったことを非難はするけど、死刑にするだろうかと思います。 これは子供は家中に火がまわって人が亡くなることは想定していないと思うので死刑にはならないでしょう。 犯人のたぶん感性的妄想人格を、知性の正常さだけで判断、判決するのはどうかなと思いますが、どう思いますか? 京都アニメーション殺人事件は「妄想性障害」と裁判所は認めましたが知性の正常さは関係なく責任能力はあったとして死刑を求刑しています。 これは放火殺人で亡くなった人が36人もいて世界的に注目されていたので責任能力の有無に関係なく死刑にしたんでしょう。 こんな残酷な事件を起こして死刑を免れたら大問題になります。
お礼
- SPROCKETER
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マスコミは青葉真司が妄想障害が原因で犯した殺人事件であって、判断力はあったので、死刑に値するという報道をしていますが、果たして、どうでしょうかね。 青葉真司が統合失調症であったのは間違いない事実でしょうが、統合失調症が原因で妄想障害を起こして放火殺人事件を犯したのであれば、成功率が低い犯行ばかり計画して実行し、失敗を繰り返して捕まっているはずなのですけどね。どうも、そこに矛盾があるように思います。 たとえば、ガソリンを撒いて放火する時に「死ね!」と叫んで放火したようですが、自分に火が燃え移るのを考えていなかったり、逃げ場所を確保していなかった点は妄想障害の症状があったと判断出来ますが、火を放った場所が螺旋階段の真下で、炎が建物全体に広がって多くの犠牲者を出す場所だったのがわかっていたのだとすれば、妄想障害の人間だとは思えません。 もちろん、賢い方法は数え切れないほどあります。ガソリンを撒いた後で、直接火をつけるのではなくて、少し離れた場所から種火を付けた紙を放り投げて発火させようとするのが常識的な考えです。自分で火を放って火ダルマになろうとはしないはずですからね。そういう点では妄想障害だったと考えて良いと思います。映画の主人公の発火方法をそのまま真似たものだったのでしょう。 弁護側が妄想障害を主張して無罪判決を要請したのは、確かに一理あると思いますが、死者数が多過ぎたので裁判官が退けたのでしょう。そういう意味では正常な判断力を持っていたと主張する検察側の主張には多少の無理があるような気もします。 もう一つは、死刑に判決を注視するあまり、忘れている人が多い問題ですが、青葉真司が書いた長編と短編の2つの小説の内容を京都アニメが全く公表しないまま判決が出されている点です。事件を起こした原因となる重要な証拠が隠されたまま、死刑判決だけが出されるという点に矛盾を感じますね。小説の内容がマスコミを通して全て公開され、インターネットでも閲覧出来る状況で死刑判決が出たのであれ納得出来ますが、証拠が公開されないまま死刑判決を出したというのが、京都アニメに不利な証拠を全て隠して死刑判決を出したようで、解せないですね。 京都アニメが青葉真司の小説を落選させただけだったら、放火殺人事件を起こそうと考えるだろうかと思います。自分の小説を誹謗中傷されたり、勝手にアニメやドラマにして放送されたり、小説そのものを受け取っていないと言って逃げ回ったり、何やら胡散臭い面が京都アニメ側にある以上は、小説内容を全面公開するのが原則だと思うのですけどね。 青葉真司が書いた小説内容が明らかに京都アニメに不利な内容であったとしても、死刑判決が覆る事は無いでしょうから、小説を公開して死刑判決を出すべきだったと思います。このまま小説を公開しないまま最高裁まで争うのだとしたら、疑念が残る事件になるでしょうね。
お礼
詳しくありがとうございます。 放火については、本人が「想像していなかった」と言っていたようです。どうして自分も火傷をしたか、ですね。 パクられたについては、確かに本当にそうなのか、妄想なのかはわかりません。もし本当にパクられたとしても、(自分のアイデアが採用された)くらいが正常で、普通はそこまでの怒りはないかと思います。ただ彼に対する、会社側の対応がどうだったかは知りたいです。
- chiychiy
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こんにちは > 犯人のたぶん感性的妄想人格を、知性の正常さだけで判断、判決するのはどうかなと思いますが、どう思いますか? そこではなく、実際に事件を起こした時の精神状態になるので 難しい歓談になると思います。 刑法第39条による責任を追及できない事件もあります。 >刑法39条には「心神喪失者の行為は罰しない」そして「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」というこの2つは任意ではなくて義務。刑が減軽されれば最大で無期懲役ということになる。 https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2023/09/096519.shtml#:~:text=%E5%88%91%E6%B3%9539%E6%9D%A1%E3%81%AB%E3%81%AF,%E6%87%B2%E5%BD%B9%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82 過去の事例でいえば、東京・埼玉連続殺人事件などです。 死刑判決後執行されています。 普通の人が考えれば、異常な事件ではあるものの その時に精神喪失であったかどうかといえば ないと判断されていますし、何度も精神鑑定をしている医師が この犯人と同じ考え方構造の人物をもう一人だけ挙げています。 普通の人は考えも及ばない視点が彼らにはあるようです。 そういう思考は変えようがないので、難しいかと思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%BB%E5%9F%BC%E7%8E%89%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%B9%BC%E5%A5%B3%E8%AA%98%E6%8B%90%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 https://shueisha.online/culture/160954
お礼
- MT765
- ベストアンサー率57% (2080/3618)
感性はちょっと違う気がします。 あえて言うなら感情でしょうか。 犯人には「理性」が足り無かったのだと思いますよ。 仮に「自分の作品をパクられた!」という妄想にとらわれたとしてその報復としてガソリンをまいて火をつけるということは理性のある人間はしないです。 理性と判断能力は同じようで違います。 裁判で言う判断能力は「その行為が法律に違反するかどうか」がわかる能力です。 今回の判決ではその能力があったとされています。 ただ、あんなに燃えてあんなに多くの方が亡くなるとは想像できなかったのかもしれません。
お礼
- mimazoku_2
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裁判では、そう言う面もあるが、責任能力はあると判断しましたね。 事の重大性への判断力があったと見るべきです。
お礼
〉死刑にするだろうかと思います。 でなく死刑にすることができません。 犯行時に18歳未満であれば、少年法の規定により、死刑判決にはなりません。最高でも無期懲役です。
お礼
統合失調症と妄想の関係は確かに難しそうです。関心はありますが。犯罪と孤立も関係がありそうです。 確かに人情による刑もありますし、結果に対する責任もありますが、よく考えると、本人の病態と、結果の重大さで、責任とは何か?をすごく考えさせられる事件です。ありがとうございました。