回答No. 4です。追加です。
「隣の芝生は青い」は、フランスでは次のように言います。
L’herbe est toujours plus verte chez le voisin.
〔レエルブ エ トゥジュール プリュ ヴェルト シェ ル ヴォアザン〕
「隣家の芝生はいつも(うちの)より青い。」
またスペインでは、前便の言い方に加えて、次のように言うこともあります。
Gallina de mi vecina, siempre es más gorda que la mía.
〔ガイーナ デ ミ ベスィーナ, スィエンプレ エス マス ゴルダ ケ ラ ミーア〕
「隣の鶏はいつもうちの鶏より肥えている。」
以下のとおりお答えします。
>隣の芝生は青いと同じ意味の言葉は海外にもありますか?あれば教えてください。どこの国でもいいです。
⇒はい、あります。
英語圏やスペイン語圏での例を書きます。
英語圏(アメリカ・イギリスなど):
The grass is always greener on the other side of the fence.
「いつも垣根の向こう側はこちら側より芝生が青い。」
スペイン語圏(スペイン・メキシコなど):
La cabra de mi vecina, más leche da que la mía.
〔ラ カブラ デ ミ ベスィーナ、マス レチェ ダ ケ ラ ミーア〕
「隣のヤギはうちのヤギより乳の出がよい。」
まず、その日本語の元になったのが "The grass is always greener on the other side." です。「The Grass Is Always Greener in the Other Fellow's Yard」という1924年のアメリカ民謡から由来していると言われています。The grass is always greener on the other side of the fence. とも。
“The harvest is always richer in another man’s field.”という表現もあります。古代ギリシアの詩人オヴィディウスの詩から来たと英語の文献にあります。
中国語だと、这山望着那山高((今いる)この山から、あちらの山を見るとそれが高く見える)だそうです。
他回答者様のご回答にもありますが、「隣の芝生は青い」はもともとが英語のことわざになります。
元々の文章は
The grass is always greener on the other side of the fence.
になります。
簡略的には
The grass is always greener.
といったり、似たような言い回しで
The apples on the other side of the wall are the sweetest.(隣の家のりんごは赤い)
というものもあります。
中国語では
隔籬飯香
になります。
以上、ご参考まで。