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嫌われる勇気という本について

嫌われる勇気という本を読んでいるのですが、僕からすると難しい言葉が多くて時間がかかってしまいます。今は高校生なのですがこの本に出てくる程度の言葉の意味や読みは全て覚えておいた方がよいのでしょうか?🥲

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  • eroero4649
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回答No.2

著者の岸見一郎先生は、哲学者でアドラー心理学の研究者です。アドラー心理学に基づいて書かれたのが「嫌われる勇気」です。 元々が哲学の本なので、難しいです。でも高校生くらいのときにちょっと背伸びをして難しい本を読もうと思うことは悪いことではないと思うので、チャレンジすることはいいことだと思いますよ。 元々心理学という学問は、フロイトという人が作ったようなジャンルでした。フロイト心理学といいます。フロイト心理学は世界中に大きな影響を与え、「心理学といえばフロイト」というくらいの地位を作りましたが、世界に広まるにつれて「フロイト心理学にもおかしなところがあるんじゃないか?」とか「フロイト心理学だけで人間の心理を説明するのは難しい」という声があがるようになりました。 そういったなかで、ユングという人がフロイトとは違う見地から心理学にアプローチしました。これをユング心理学といいます。 フロイト心理学とユング心理学は心理学における二大派閥になりました。基本的に同じものに対してもフロイト心理学とユング心理学は見解が違うと思ってもいいです。 そういった中で、アドラーさんという人がまた独自の理論を唱えました。それがアドラー心理学です。 アドラー心理学がフロイト心理学やユング心理学と違うのは「どう生きるべきか」というアドバイスをしている点です。 心理学は、基本的にその状態を客観的にいうだけですよね。例えば失恋で悲しんで苦しんでいる人に対して「あなたは恋人がいなくなった喪失感で苦しんでおられるのですね」とか「あなたが苦しい理由は、そこにあると思っていたものがなくなったからだ」などと心理学は説明してくれます。 けれど、そういわれてもその本人には何の救いもないですよね。それに対してアドラー心理学は「苦しんでいるあなたは、こう生きるべきだ」というのです。これがアドラー心理学の特徴といえます。 けれど、これって心理学(分析)ではないですよね。科学は事実だけを追求するもので「こうすべき」「ああすべき」と指示するのは宗教です。 なので「アドラー心理学は心理学(科学)ではない」という批判が根強くあります。 そんなわけでして、自己啓発書のひとつとして読めばいいと思います。仏教のお経も、聖書も、コーランも難しいことが書いてあるので、「あなたはどう生きるべきか」というテーマの本は難しいものですよ。

rinchomu
質問者

お礼

わざわざありがとうございます🙏🏻嫌われる勇気を1度読んでみて、興味がわいたら幸せになる勇気やフライトさんの心理学についても学んでみたいと思います。

その他の回答 (1)

  • EXIST2090
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回答No.1

amazonのレビューページを読むと内容が嚙み砕かれて紹介されてたり 本タイトル 要約 で検索すると分かり易くしたページがいくらかヒットします。 ↓例えば嫌われる勇気ならこんな感じです https://www.diagram-wolf.com/kirawareruyuuki/ 読書メーターってサイトでも読んだ本の感想レビューが読めるので良いと思います

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