死刑と被害者遺族の心情について
死刑制度をめぐる議論(No.205711, pikosuke,「死刑の存廃について」; No.167493, azari,「死刑制度は抑止力?」)を読んでいて、以前から抱いていた素朴な疑問を思い出しました。
1)殺人事件の場合、被害者の遺族の方が犯人を「極刑に処してほしい」と発言されている場面をテレビなどでよくみかけますが、実際の判決でこのような遺族の心情は多少なりとも考慮されることがあるのでしょうか。あるとすれば、たとえば被害者が身寄りのない人だった場合との間に、判決に差が出るということになると思いますが、その点については問題がないのでしょうか。
2)仇討ちについてですが、殺人を犯した者が刑務所から出所したあとで、遺族によって殺されたというケースはあったでしょうか。あったとすれば、その裁判の判決はどのようなものだったのでしょう。