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QMS:8.7と10.2の違い

8.7.2では、「a)不適合なアウトプットの内容が記載されている」、「b)不適合なアウトプットに対して取った処置が記載されている」 とありますが、10.2.2では「a)不適合の性質及びそれに対してとったあらゆる処置」、「b)是正処置の結果」 とあります。 クレームといった不適合に対して、8.7.2b)と10.2.2a)の内容って被っていませんか??ニュアンスが異なるのでしょうか? そもそも8.7と10.2の内容って根本的に何が違うのでしょうか?10.2が是正処置の内容がプラスαされているだけで、内容はほぼ同じでは?と思うのですが。 ご教授頂けると助かります。

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  • kon555
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回答No.2

8.7は『不適合なアウトプット』と言う通り、要求を満たさない製品またはサービスについての管理を規定しています。  対する10.2は『不適合及び是正処置』なので、アウトプットに限定していません。そのアウトプットが発生するに至る過程も対象としています。  製造業で言うなら、不良品が出来てしまった場合に、それが良品と混ざらないよう、客先などに流出しないように適切に管理する必要があります。  これがアウトプットの管理で、8.7の管轄です。  しかし『不良品が出た』という以外にも、例えば不適切な手順で作業していた、などのプロセスの不備も実務ではつきものです。  こうした不備の管理及び是正を規定しているのが10.2です。  大体の場合、不適切なアウトプットには工程の不備が潜んでいますから関係は強いですが、工程の不備が必ず不適切なアウトプットに直結するとは限らないので、カテゴリとして分けてあるのだと思います。

tokada1106
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 10.2では確かにアウトプットに限定はされていませんね。 プロセスの不備も含まれているわけですね。

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その他の回答 (1)

  • ohkawa3
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回答No.1

ISO 9001≒JIS Q 9001の規定において、 8.2.7は、箇条8の「運用」の一環として、要求事項に適合しないアウトプットが誤って使用されないように、「不適合なアウトプットの管理」を規定しています。 これに対して、10.2.2は、箇条10「改善」の一環として「不適合の性質及びそれに対してとったあらゆる処置」「是正処置」の結果の文書を保持することを要求しています。 表裏一体のように思いますが、規格体系上は、「不適合が生じる前の段階」と「不適合が起こった後の処置」のように、住み分けていることになってると思います。 https://kikakurui.com/q/Q9001-2015-01.html

tokada1106
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 8.7でも不適合は生じていることには間違いないので、客先に渡る前の段階が8.7で、客先に渡ってしまった場合の処置が10.2.2かと思ったのですが、違いますかね?

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