強盗と強姦は殺してしまっていい!?
ちょっと極端なタイトルですが、十数年前にどこかの劇場で見た芸人さん(名前は失念しました)が、法学部卒だったか元弁護士だったかで、法律に詳しいことを売りに、「法律ギャグ」みたいのをやっているのを観たのですが、その中の台詞で
「強盗と強姦は殺しちまっていいんだよ。だって法律にそう書いてあるんだからよ。」
というのがあり、今でもとても印象に残っています。
芸人さんですから、ある程度誇張して可笑しくしているのでしょうが、これは概ね正しいと言っていいのでしょうか?
無論、正当防衛として認められるかどうかは基本的にケースバイケースで、裁判官の裁量に任されているということは知っております。
ですが、強盗、強姦といった凶悪な犯罪の矢面に自身がさらされてしまった場合のことを考えますと、過剰防衛となることを危惧して「手加減」してしまって甚大な被害をこうむってしまうよりは、むしろ「殺す気で」必死に抵抗するほうが結果的にマシな気がします。変な言い方ですが、そういう凶悪犯罪に対して「抵抗する権利」があって欲しいと思います。
つまり、我々一般人が運悪く凶悪犯罪に遭ってしまったときの心構えとして「強盗と強姦は殺していい」と心の隅に留めておくことは、「とにかくあらん限りの抵抗をするべき」という意味で悪くないことのように思えるのですが、法律にお詳しい方から見てどうなのでしょうか?
ご意見も含めて回答いただけますと幸いです。