親と同居なのかは聞き取りで分かりますが、親のことや家族の職業などを調べることはしません。
就職差別につながる恐れがあります。
本人に責任のない事項や、本来自由であるべき事項は調査しないように企業が行う採用選考の配慮すべき事項が厚生労働省から示されています。
いくつか調査する項目を書いておきます。
・経歴相違
採用候補者に卒業証明書や源泉徴収票などを提出してもらい、履歴書に記載された経歴との相違点を確認します。
・前職状況
前職の企業に、当時の勤務態度や実績、退職理由などを確認します。
・登記情報
一般公開されている登記簿を法務局で住所から確認し、不動産の所有状況や差し押さえの有無を調べます。
・犯罪歴、軽犯罪歴
日本では犯罪歴は非公開です。新聞などのメディアやインターネット、SNSなどをもとに調べます。
・民事訴訟歴
最高裁判所の判決記録や、新聞などのメディア情報、調査会社独自のデータベースをもとに調べます。
・破産履歴
自己破産の情報が官報に載っていないか調べます。
・インターネット・SNS調査
インターネット上の情報やSNSの投稿で過去の大きなトラブルがないか調査します。
・近隣調査
本人の自宅近辺で居住の実態や普段の生活状況について聞き込み調査をしたりします。
補足
ありがとうございます 親がヤクザや前科あったとしても関係ないですか?