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ボロボロの空き家を売却する方法
- 要介護の父が所有するボロボロの空き家を売却する方法を教えてください。
- 空き家の壁が崩れたり、瓦が飛んだりして近隣住民に迷惑をかけており、修繕や謝罪を繰り返しています。また、白アリや不法投棄の問題も発生しています。
- しかし、父は将来的な値上がりや思い出の家という理由で売却に消極的です。売却させるための方法やアプローチなどをアドバイスしていただけないでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家石川 裕也(@tcomprehense) 行政書士
行政書士、宅建士として不動産、相続に関する相談を受けています。 回答で他の方も提案されていましたが、要介護で認知症の症状が出ているということであれば成年後見の利用ということも良いかもしれません。 ただ注意点としては、財産を販売すること自体が非常に難しいということがある点です。 成年後見人や保佐人がつくことにより、 【懸念事項】 ・壁が落ちたり台風で瓦が飛んだりして隣家を破損させる度に謝罪と弁償などを行ってきた。 ・迷惑をかけそうな箇所を見つける度に素人大工で修繕してきた。 ・白アリが発生したと近所から苦情。 ・タバコのポイ捨て場になった。 ・不法投棄の場所になった。 ・税金、保険料がかかってる。 これらの事項を回避することができる可能性はあるかと思います。 成年後見としてこの点をわかってくれる後見人を見つけることがまず重要になるように思います。 また、これら状況と危険性などをよくわかっている行政の担当者などとある意味協調しながら対応をしていくのが良いかと思います。 ただ、非常に難しいように思います。私自身も後見人や保佐人などをやることはありますが、目的がうまくいくともいえません。 とはいえ、後見制度自体が、被後見人を保護することが目的ではありますので可能性はあるかと思います。可能性、です。 ただ一度後見制度を利用すると取り消しができないことにもなりますし、なかなか判断が難しい部分があります。 精算時課税制度などを利用して贈与をしてもらえるのであれば、名義変更後に何かできるのでしょうが、そういう状況でもないと思いますので、、 不動産がある役所に相談していただくことで打開策が見つかる可能性もなくはないかと思います。 ご参考にしていただければと思います。
石川 裕也(@tcomprehense) プロフィール
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