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粉ミルクに含まれる脂肪分はトランス脂肪酸ですか?
赤ちゃん用の粉ミルク(正確にはフォローアップミルクと呼ばれている物ですが・・・) に含まれている、 オーレオ油、ヤシ油、大豆油、パームオレイン、レシチン(大豆由来) とは、トランス脂肪酸になるのでしょうか? 鉄分、カルシウム補給の為に飲ませたほうが良いかと思ったのですが、 これらの脂肪分がトランスファットならば飲ませるのをやめようと思います。 ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。 よろしくお願い致します。
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- KINGBIRD
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なんとご説明したらよいのかわからないのですが・・・。脂肪酸というのは、脂肪を構成する主な成分です。しかし脂肪酸には多くの種類があり、ほとんどの油脂は単一の脂肪酸から構成されるということはありません。リノール酸やオレイン酸、という名前をお聞きになったことがあるかと思いますが、これらが脂肪酸の種類です。 ですから、「何々油=何々脂肪酸」というわけではないのです。そのあたりをご理解されておいでであれば、「これらの脂肪分がトランスファットであるだろうか」という言い方はなさらなかったと思います。 で、問題のフォローアップミルクの成分についてですが、これらのトランス脂肪酸の含有量がどのぐらいか、というのはメーカーだけが持っている情報だと思います。 トランス脂肪酸は通常の植物油には1~2%、マーガリンで15%前後、牛乳や牛肉などにも4%前後含まれます。アメリカなどで問題になっているのは、一日に数gという日本人の数倍のマーガリンやショートニングを摂取しているからとも言われます。 つまりたいていの植物には微量入っているものであり、これらを大量に摂るから問題なのです。この数字を目安に、問い合わせてみられてはいかがでしょうか。 油脂は常に悪者であるとは限りません。人間が生きていくのに油脂は必須の栄養素です。そのなかでも必須脂肪酸と呼ばれているものがあります。 何がよくて何が悪く、なぜ良くてなぜ悪いのか、化学者レベルでなくてもある程度把握したほうが健康な生活を望む上でより良い選択肢を選ぶことができるのではないかと思います。 フォローアップミルクについてはよくは存じませんが、littlelillyさんのお子さまが現在、鉄分やカルシウムが足りているのかいないのか、ミルクを必要としている時期なのか、ということのほうがもっと重要だと思います。 また鉄分もカルシウムも、単品で摂取しただけでは吸収されがたい成分です。 それに、もしカルシウムや鉄分が十二分であれば、脂肪分の多い高カロリーな食べ物を余計に与えることは、あまり良いとは言えないのではないでしょうか? 余談ですが、レシチンは脂質ではあるものの油脂とは言えない気がします。白馬は馬に非ずといった表現で申し訳ないのですが・・・。
お礼
ご回答ありがとうございました。 脂肪酸の事についてネットで少し調べたのですが、恥ずかしながら難しくて詳しい事が全く理解できておりません。。。 植物油を酸化しにくいようにドロドロに加工した物(マーガリン・ショートニング)や、 高温で処理した物(コールドプレスでない油や揚げ物)がトランスファットなのかと思っていましたが、 そんなに単純な物ではないのですね… 粉ミルクについては、脂肪分を粉状にしてあるのだからトランスファットになるのでは???と疑問に思い質問させていただきました。 無知で申し訳ありません。。。 子どもには一応気を使って鉄分やカルシウムの豊富な物を与えるようには心掛けているのですが、 それで鉄分・カルシウムが足りているのかが分からないのでフォローアップミルクを与えるかどうか迷っておりました。 色々と丁寧にご回答頂きありがとうございました。