- ベストアンサー
米=コメ?、ヨネ?
米を人名で使うときヨネと読むのはなぜですか?米田ヨネダ、米山ヨネヤマ、お米オヨネ等 一般名詞だとコメと読むのが普通ですね?米の小売り店はコメヤ、取引価格はコメソウバ(喫茶店はコメダ←苗字: 米田?例外的)
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
コトバンク「米」の『精選 日本国語大辞典』の[語誌]での解説では、コメとヨネの違いについて、江戸中期の国学者 契沖の、脱穀したものがコメ、さらに精白したものがヨネではないかとの説を紹介しつつ、中古・中世の文献において、漢文訓読および和文的な作品でヨネが多く、説話や故実書、キリシタン文献などでコメが用いられていることから、ヨネが雅語的・文章語的性格を有したのに対して、コメは実用語的・口語的な性格が強かったのではないかとしています。 https://kotobank.jp/word/%E7%B1%B3-66257 万葉仮名の「め」の文字として「米」は多用されており、奈良時代も「米」の読みはコメが一般的だったようです。万葉仮名として「米」は「め」以外には使われていません。コメが「め」となるのは、「雲」が「も」、「梅」が「め」として使われているのと同じ用法です。 http://www1.kcn.ne.jp/~uehiro08/contents/kana/1ran.htm 『日本書紀』の斉明天皇四年十一月九日に記事に出てくる新田部米麻呂の名前はコメマロと読むようです。 https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%A1%A9%E5%B1%8B%E9%AF%AF%E9%AD%9A_%E5%A1%A9%E5%B1%8B%E9%AF%AF%E9%AD%9A%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81 コメとヨネではヨネのほうが古いことばなのかもしれませんが、米をヨネと読む地名や人名(名字の大半は地名由来)の成立時期にコメということばがなかったわけではないでしょう。コメよりもヨネのほうが雅で美しいイメージがあるため、ヨネが地名や人名に多用され一般化しているのだと思います。
その他の回答 (2)
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
「米」の元々の呼び名が「よね」だったからです。(「こめ」という読み方の方が後になって出来た読み方) 詳しくは下記のURLのページを参照して下さい。 【参考URL】 語源由来辞典 > 語源由来一覧 > 食材・調味料 > 米/こめ https://gogen-yurai.jp/kome/ 米の読み方/圧倒的に多い「よね」 | 桐生タイムス http://kiryu.gunma.med.or.jp/966
- komeiji0101
- ベストアンサー率43% (26/60)
「米」という漢字は、「こめ」と読むことが一般的ですが、人名として「よね」と読む場合があります。これは、古くから日本に存在する、人名に「よね」という読み方を用いる習慣があるためです。具体的には、「米」という漢字には、「よね」という読み方が含まれており、その音読みをもとに人名として使用されることがあるのです。 また、地域によっては、「こめ」という言い方が一般的である場所でも、地名や姓に「よね」という読み方があることがあります。例えば、「米田」という姓は、「よねだ」と読みますが、「米津」という姓は「かねづ」と読みます。このように、人名の読み方は、漢字の音読みだけでなく、地域や文化的な背景によっても影響を受けることがあるため、多様なバリエーションが存在するのです。