• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:レコードプレーヤーのアンチスケーティングについて②)

レコードプレーヤーのアンチスケーティングについて

このQ&Aのポイント
  • レコード再生中の針のトレース位置によってアンチスケーティングの値が変化するかについての実験結果を報告します。
  • 実験結果から、外周ではインサイドフォース(IF)が強くなり、内周に移動するに従ってIFは弱くなる傾向があった。
  • しかし、実験の信憑性や最適なAS値についてはカートリッジごとに異なる可能性があり、メーカーの推奨に従うことが最も理想的な再生方法とされる。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

はじめまして♪ (毎回の書き出し部分、パターンにしています、前回の質問にも回答させて頂いた者です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この実験に信憑性はある程度あると思われますか。その場合、針のトレース位置(外周、内周など)によってIF値が変化するのは考えられると思いますか。 それとも、実験は信じるに足らず、メーカーの推奨の通り、一定のAS値で再生するのが最も理想的な再生方法と考えられるでしょうか。 (うまく言えなくて申し訳ありません) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 信憑性は「充分にある。」と考えます、ただ非常に細かな条件設定などまでは無理でしょうから、想定的な傾向として充分と思いますし、これだけで良いと思いますよ。 IFの変化、もちろん「在ります」。これは運十年前の私の経験と同じ。回転していないレコード盤では発生しない力ですから、針先と盤面の擦られ具合、線速度と、アームの実効長からの針先と音溝のわずかな方向のズレなどからの影響も出てくると考えられますし(溝なしの場合は、溝との角度誤差は影響していない範囲だと思いますので、実用時とは、また誤差があると思いますよ。) メーカー推奨値が最も理想的、、、とは考えていません。以前のご質問にも書かせていただきましたが、ASが推奨値から0(ゼロ)の範囲で、自分で決めたら良い、という考えを持っています。(無難なのは、推奨値よりやや少なめくらいかな?) 現実的な問題として、爪に一定方向に引っ張られる力が加わった状態で使い続けると、カンチレバーが斜めになったりするという弊害が考えられます。特に「経針圧」設計の多くは、サスペンション系も柔らかく設計されたものが多く、これによりトレース時に「針先が横に引っ張られて傾いている」という状況に見えることが時々あります。これを防ぐ?減らせば、それで良いのだろうと思っています。 以上、あくまで私個人の考えですが、参考になれば幸いです。 それにしても、細かく調べてデータ化って、すごいですねぇ。。。私の場合は「色々試して、自分で納得したら、それで終わり」ってダケでしたので(汗)

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! 実験の内容では、レコードとテスト盤は溝の有り無しもあり、材質も違うので信憑性はアヤシイとか、天候や気温、湿度の違う環境でも実験するべきなどご意見をいただくかと思っておりました。 この実験で得られた結論は、「外周側はIF値が高く、内周は低い」というものです。回答者様のご経験と合致しているとの事で、ひとまず胸をなでおろしています。 細かな数値は、使用する機材によっても変わってくるので、そのつど実験して数値を調べるのが理想に近いのでしょう。針先の形状でも変わるとの情報もありました。 今回出た数値も、「まあだいたいこれに合わせれば無難だろう」といった程度と思っています。そんな指針になる数字が出ただけでも、ひとまず安心でASを調整できる様になりました。 神経質に調整するなら、片面に歌が6曲入っているとして、最初の2曲はAS値を高めに、次の2曲はやや下げて・・・などとするのが理想に近いのかもしれません。 もっと現実的な事では、EP盤ではASを低めにするのがいいのでは、と感じました。 ひとつ疑問なのは、メーカーはわたしが考え付いたのなどとは段違いの精密な実験を繰り返して、IFが変化するのを熟知しているに違いないのに、解説書では「針圧と同じに」と判を押した様にしている事です。実験で得られた数値は、針圧の2/3から1/2ぐらい。「針圧と同じ」というのは、「最大値」の様な気がするのですが… カンチレバーにかかる力については、No.2の方がご指摘くださいました。針の寿命がだいたい200再生時間ほど。1日に40分のレコードを1枚聴くとして、300日≒10カ月で200時間。それまで、なるべく針が横に曲がらない様に適正に近く使用できればいいと思っています。 ASひとつとっても、アナログは奥が深いと感じました。2本の質問で皆様にずいぶん勉強させていただき、レコードプレーヤーの調整にちょっぴり自信が持てました。

その他の回答 (5)

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.6

No.2です。お礼ありがとうございます。 違いが判る人で回答し甲斐がありました。 『再生が進むごとにわずかづつテンポが遅くなって』 実際そういうことになりますね。 私の知る限りではラッカー盤のカッティングでこれを調整ということはされてないと思います。カッティングマシンはリニアトラッキングですし、プレーヤにもリニアトラッキング製品があります。プレーヤのアームサイズも同じではありません。 音は、溝の左右方向の振幅ですので、音程にもほぼ影響が無いだろうと思います。 これによって発生するのは直流に近い数時間周期の超低音の一部と考えることができます。プレーヤのワウやレコードセンター穴のズレよりも小さな問題ではないでしょうか。 プレーヤの場合、アームの質量・慣性力とか、カートリッジのカンチレバー(推奨カートリッジと違えばAS値も違う事になります)の組合せが微量な針圧程度のバイヤスでそれぞれの動作状況が変わるクリティカルバランスな、マニア心をくすぐる装置なのでしょうね。

ftyn
質問者

お礼

2度目のご回答ありがとうございます! あとで考えたら、テンポが遅くなると言っても本当にごくわずかで、アホな事を言ってしまいました(汗 No.3の方も仰っている、リニアトラッキングのプレーヤーがあるのも初めて知りました。IFや、針がレコード溝をトレースする角度が変わらない点ではこれが理想と感じました。機構はかなり難しそうですが… 前の質問で他の方にもご教示いただいた偏心は、対策するにはかなり高価な機械が必要で、ASやカートリッジの調整がフツーのユーザーができる現実的な部分の様で、今回ASについて質問したのは結果的に正解でした。 ちょっぴりレコードプレーヤーの調整に自信がつき、これまででいちばんいい音が出ている気がします。

  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (417/1292)
回答No.4

アンチスケーティングの実証のデーター素晴らしいですね、 こんなに細かく行われた事に敬服します。 その昔、テスト用のレコードで同じ事をした事があります。 (データーは書留ませんでしたが) レコード制作に関わっている友人の一言で考え方が変わりました。 内側と外側で違うのは物理的に当たり前の事で、内周ほど音質が 悪くなるのは周知の事で制作側で、それなりの対策をしている との話でした、詳細は企業秘密になるので話せないねでした。 レコードーのカッテングは直線作業なのにトレースでは、半円 になるのでパーフェクトなトレースが出来ないのだから、神経質 に、なるとお金に羽根が生えるよとも言われました。 マイクで音が電気信号になった時から別の音の世界になるの だから、良い音を求めるあまりに、足元を見失った事に、 気付かされました。 再生音で左右のバランスが悪いな~と思った時に調整すれば 宜しいと思いますよ、そうしないと音楽鑑賞が楽しくなくなります。

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! 同じ事をされた方がおられましたか(笑)やはり内周でAS値が低くなりましたか?それが「物理的に当たり前」と考えられ、またメーカーは実験を何度となく繰り返しているはずですので、それでいながらAS値を「針圧と同じに」としているのはよく分かりません。 レコード再生の情報をネットでいろいろ検索して、「内周歪み」という言葉も覚えました。 ご友人の「トレースは円状」とのご指摘もなるほど、と思いました。ひとつの溝の外周側と内周側でも、わずかなトレース長さの差があるなどと、微細な事も考え付きます。 まあ、知識は知識として、わたしはオーディオマニアではなく、無理なくできる範囲で適切なレコード再生をして音楽を楽しみたい者です。幸いと言うべきか、お金の制約もありますので、その点でも深入りしないで済みそうです(汗

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2748/6360)
回答No.3

色々実験し数値化を楽しんでいるのですね。 Amazon 「テスト盤」ユーザー評価をみました。 「テスト盤」を利用し音質を改善できる可能性があるようですね。 ftynさんも「テスト盤」を利用し音質を改善できたなら調整の価値があったと言えるでしょう。 33 1/3、45、78rpmと回転数が早いほど音質がよいようですね。 繊細な人は外周と内周との音質の差がわかるようです。 ラヴェルのボレロには内周から始まるレコードがあるようです。 https://serai.jp/hobby/215853 購入され聞き比べてはいかがでしょう。 レコードをカットするレコーダーのように針が水平移動するリニアトラッキングトーンアームのレコードプレーヤーもありますね。 https://online.stereosound.co.jp/_ct/17308692 Technicsも作っていました。 https://audio-heritage.jp/TECHNICS/player/sl-15.html

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! AS値の変化で音が変わるかどうかを聴き分けるだけの耳は持っていないのですが(笑)可能な範囲で適切な調整をしてレコードを聴きたいと思っています。 ひとつ目に見えてよかったのは、前に戻る針飛びをしていたレコードがちゃんと再生できる様になった事です。ああいう針飛びをしたのは、やはり適正値ではなかったんだなあ、と思いました。 内周から再生するレコードがあったのは初めて知りました。ボレロは最初楽器が少なく音量も小さい。それがだんだん盛り上がっていく曲なので、内周から始めるのが適切と考えられますね。 リニアトラッキングも初めて知りました。技術的には難しそうですが、これが本来の再生法だと感じました。 アナログというのは面白いものですね。

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.2

凄いね。 実験データの公開ありがとうございます。参考になりました。 初見で、軽くAS掛けるのが良いかなという印象です。 アームパイプをJ字やS字形にしたり、あるいはヘッドシェルを斜めに取り付けるオフセットと、オーバーハングを組み合わせてトラッキングエラーを軽減する試みが古くから使われ、アームの主流になっています。 それによって発生するインサイドフォースを含めて、その多くの解説はヘッドシェルに針先が固定されているかのようにカンチレバーの動きを無視した解説に終始する傾向があります。 添付画像は、Studio Kuro様の美しいブログ画像 https://flashdaiyo.exblog.jp/4876628/ に、私がカンチレバー位置や向きを適当に加筆したものです。 忘れられガチなんですが、カートリッジのカンチレバーにも支点(ゴム支点などであまり明確でないのが厄介です)がありますので、その運動も含めて考える必要はないでしょうか。 トラッキングエラーは、オフセット角でヘッドシェルとレコード溝の方向が揃っていれば0、カンチレバーは緑矢印の方向に引っ張られ、メデタシメデタシと考えガチです。 ところが、針先は実効長の最遠端になろうとする。カンチレバーの支点で考えると実効長ライン(赤の矢印)方向に近付きたい。→アームを内周に引っ張り込む力(インサイドフォース)の発生。となる訳です。 当然組み合わせや個体差によって結果は違うでしょうが、お持ちのナガオカ MP-20 適正針圧:1.5g と Technics SL1200 mk4では AS値は0.9が適正と考えられるという結果です。

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! 十回ぐらい読み返していました(笑)針先がレコードに引っ張られる力に対する反力が、アームとカンチレバーの支点それぞれに対して発生する、といった事でしょうか。違っていたらごめんなさい。 すべて理解したと自信を持って言えないのですが、レコード再生時に、針先からアームまで複雑な力が働いているのが分かりました。 ASの調整値は同じとしても、解説書に盲目的に従うより、ある程度でもリクツを知って調整できるのは好ましい事と思っています。 アームは支点を中心に動くのだから、針はレコードの円の半径上を直線に移動するのではなく、弧を描いている。それなら針がレコ-ド溝に当たる角度も半径に対して直角ではなく、常に変化している。引っ張られる方向も同じく変化する。 ・・・といった、考えてみれば当たり前の事を、改めて考えさせられました。「アナログは奥が深い」と、月並みな感想を言いたくなります。 (針が弧を描いているという事は、再生が進むごとにわずかづつテンポが遅くなっているのでしょうか。それともラッカー盤をカッティングする時にテンポが変わらない様に調整されているのでしょうか) なお、前の質問へのお礼に書き忘れてしまったのですが、ご回答にあった、アーム高さとリフトの調整を行ないました。アーム高さのほうは、レコードに針を下ろした時にアームがレコードと平行になる様に調整したところ、説明書の推奨値より1近く低くなってしまいましたが、そのためかどうか、ひどくビリついていたEP盤の音がかなり改善されました。

回答No.1

レコードは角速度一定(33 1/3 or 45 rpmなど)で回転していますので、外周の方が線速度が大きいです。1回目の質問の回答にあったリンク先の「インサイドフォースとは」の図の「音溝に沿う引張力」が内周と外周で変化するわけですから、それに伴いIFが変化するのは当然で、IFと向きが逆で同じ大きさになるようにASを変化させるのが理想的なんでしょうけど、そこまでやっても大した音の違いにならないような気がします。

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、また前回の質問もお目通しいただき、ありがとうございます! おっしゃる通り、外周側が線速度が大きく、レコード再生が進んで内周に移動するごとに線速度が小さくなってIFも小さくなっていく…というのが実験で得られた、外周で数値が大きく、内周で小さくなった結果から予測される結論です。 音の違いは、わたしに聴き分けられるかは分かりませんが、理論的にも可能な範囲で理想に近い再生ができれば、また針とレコード双方により負担の少ない再生ができればと考えてシロウトながらこの様な実験を試みました。 実際に再生中にASを調整するとすると、たとえば歌が6曲入っているレコードで、最初の2曲は1.0、次の2曲は0.8と0.9の間、最後の2曲は0.7などという事になってしまいます。またクラシック音楽の様に1面に1楽章が入っている場合は数値を変えるタイミングがありません。そこまで神経質にやるつもりはありませんが、IFが一定ではないのが分かったのはよかったと思っています。

関連するQ&A