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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:レコードプレーヤーのアンチスケーティングについて他)

レコードプレーヤーのアンチスケーティングについて他

このQ&Aのポイント
  • レコードプレーヤーのアンチスケーティングについて調査しています。
  • レコード再生時にアームが外側に引っ張られる現象について疑問があります。
  • モノラル用のカートリッジの音質とステレオカートリッジとの違いについて知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.5

No.1です。 もうひとつのインサイドフォース これはストレートアーム+ストレートシェル(理想的にはリニアトラッキング)では発生しません。 発生原因:多くのプレーヤはアームがS字やJ字に曲がっていて、カートリッジの針先-カンチレバーの向きとアームの回転軸の方向が一致しません。 その為、再生を始めると針先がレコードに引っ張られてアーム軸方向に延びようとしてS字の反対側、アームの外側に向います。 これが針先よりアームのほうが内周方向に入り込む力となります。 この対策として、アームを外側に引っ張り戻す力を人工的に与えて、カートリッジのカンチレバーに掛かる負担・針先に掛かる負担を軽減しようというのが、軽量アームの雄 SMEの考えたインサイドフォースキャンセラーだろうと思います。 スケーティングとは異なるインサイドフォースです。 でも、対策方法はアームを外周方向に引っ張る事なので変わりません。 ナガオカのMP-20は軽量なカートリッジなので、前言を翻して、インサイドフォースは針圧通りに掛けた方が耐久性や再生音には良いでしょう。 『アンチスケーティングの値が0.5あたりでアームがまっすぐ上げ下ろしされます。』という事ですので、アーム高さとリフター高低の調整をやり直してみてください。 取説 https://dl-ctlg.panasonic.com/jp/manual/sl/sl_1200mk4_1.pdf 10頁 アンチスケーティングの調整で 0 を選択 10頁 アームの高さ調整 テクニクス:SL1200-MK4 純正ヘッドシェルの場合は取説通りで良いですが、それ以外の場合、レコード盤上に針を降ろした状態でアームパイプが水平になるように調整します。12頁 アームリフトの高さ調整 説明書通りに設定 アンチスケーティングの調整で針圧値に戻します なお、HALTWOさんからDRAGON-CT Playerが紹介されていますので、調べて見ると、 目視と勘に頼る偏芯LP盤のセンター合わせを、サポートする器具が国内で発売されていましたので、ご紹介しておきます。 FIDELIX PURE CENTER https://www.phileweb.com/news/audio/201709/26/19092.html http://www.fidelix.jp/others/pure%20center.html DS AUDIO ES-001(下側のURLは偏芯の聞き比べなども) https://www.phileweb.com/news/audio/202205/11/23305.html https://kaitori.u-audio.com/blog/ds-audio_es001/

ftyn
質問者

お礼

2度目のご回答ありがとうございます!お礼が遅くなり申し訳ありません。 偏心問題は、機材のお値段に驚きました、という事で(笑) 「もうひとつのインサイドフォース」についてネット検索しました。 https://www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/audio/report/Insideforce/insideforce.htm こちらの事ではと解釈しました。学はないのですが、シロウトなりにありそうと感じました。No.1のご回答の「慣性力インサイドフォース」は問題にしないでいいけれど、こちらのS字アーム限定の「反力インサイドフォース」はキャンセラーが必要ですね。 問題はキャンセラーの適正値ですが、他の方々のご回答も拝読すると、知識と経験をお持ちの方でもいろいろなご意見があるのをたいへん面白く感じました。針圧以上の値にするというご意見はネット含めてない様ですね。 実は、Amazonで以下の品物を購入しました。 https://www.amazon.co.jp/MayRecords-%E8%BC%83%E6%AD%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF-%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%BC-%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89LP%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E6%96%B9%E4%BD%8D%E8%A7%92-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B0%E8%AA%BF%E6%95%B4/dp/B094QMJRRQ/ref=sr_1_1?crid=32NLXXU5FOR7Y&keywords=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0&qid=1676773951&sprefix=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%2Caps%2C180&sr=8-1 同じ機材でもオーディオグレードのものは4万円以上するので手が出ず、制度に不安はありますがこれで自分のプレーヤーのアンチスケーティングについて調べてみました。 その質問を近いうちにあげるつもりでおりますので、お時間がありましたらそちらにもご意見をいただけますと幸いです。 この度は2度ものご回答をいただき、ありがとうございました。たいへん勉強になりました。

ftyn
質問者

補足

2度もご回答をいただき、ありがとうございます! 本当ならなるべく早く皆様にお礼をしたいのですが、どのご回答にも有用な情報がたくさんあって頭が整理できておらず、大変申し訳ありませんが、お礼はもう少々猶予をいただきたく存じます。 今つくづく思っているのは、「アナログは奥が深いなあ」という月並みな感想です(笑)

その他の回答 (4)

回答No.4

はじめまして。 アンチスケーティングとは、音溝のない平板のレコード盤に針を下ろすと、内周側に針先が引っ張られていく力(インサイドフォース)をキャンセルさせる外向きの力を持たせた機構です。 針をゆっくり下ろす、アームリフターでの動作中に、やや外側に移動する事は珍しくありません。しかし5mmもズレる。となりますと、実用上の問題がある。と考えて良いでしょう。 一般的には、アームリフターとアームの接触部分に、適度な摩擦抵抗を持たせ、動作中の移動がほぼ無視できる範囲に収める。と言うのが大半のリスニング用レコードプレーヤーです。 最も、アンチスケーティング機構を持たないトーンアームも存在しますし、そのような製品の中にも優秀な製品があります。 アンチスケーティングを使わない。と言う利用も、おおよそ適正針圧が1.5g以上であれば、大きな問題はないと思われます。(ただ、非常に長いスパンでは、カンチレバーの傾き」と言う症状が出てくる可能性があります。(軽針圧前提の場合、サスペンション系も柔らかい設計なので、影響が出やすくなるかもしれません。) モノラル盤の再生に関しては、なんとも言えない。と言うのが実情です。 確かに、ステレオレコード盤は対応カートリッジを用いれば、モノラル盤の再生にも互換性がある。と言う前提になっています。 しかし、工業製品であるかぎり、一定の許容誤差範囲ではありますが、ステレオカートリッジの左右が、完璧に一致した特性を持つ。と言う事は考えられませんので、、、、、。 実用上で、違和感が感じられないのであれば、わざわざ「モノラルカートリッジ」を用いる必要性はない。と考えますが、いかがでしょうか? ただし、ステレオ用とモノラル用は型番が違うので、違うカートリッジに変えたことで音色感が変わる。と言う事は、ほぼ確実と言えますね。 (音が違う=良い?悪い?? 好みに合えば「良い」のですが。。。) なお、私自身はおおよそ15年前に「レコード再生」から手を引きました。 でも、それ以前は色々試したりして楽しんだ経験もあります。その経験からの個人的な「思い」としては、アンチスケートを使うか使わないか?たまたま可変式のオイルダンプ機構もあった機種だったので、オイルダンプの効かせ方や、未使用では?と言う範囲で、何が正解?って言えない。。。その時のサウンドイメージに対する気持ちとかで、優劣判断ではないなぁ。と言う結論に。。 最終的には、一部のカートリッジで一部の盤の時にだけ、オイルダンプを有効化し、それ以外は無効化。アンチスケーティングは無しでも良いと感じたので、新圧目盛に対して半分の値くらい。と言う使い方が定着していましたよぉ。 (あくまで、私の場合って事です。) 実は、頂き物の特殊レコード盤に、片面に音溝がない「インサイドフォーステスト用」と言うモノが有って、実際に試してみたら、内周にも流れず、外周にも流れていかない。と言う完璧なポイントって無い。と言うことも知ってしまったんです。(外周付近で安定しても、それ以外では必ずどっちかに流れていく、中央部で、内周部で、、どこかで安定化できても、それ以外は必ずズレてしまうのでした。) 細かい部分に興味を持つことは、とても大事なことですし、その上でできる範囲での実験という体験も良いことだろうと思います。 アームリフターでの針の上げ下げ、この範囲で1~2mm程度のズレならば、気にしなくて良いと思います。 モノラル盤だからモノラルカートリッジという決めつけは無駄、しかし「違うカートリッジ」に変えたら「音が違う」のはアタリマエの話で、モノかどうかよりも、どっちのカートリッジの音が気に入ったのか?っていう判断で良いと思います。

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます!皆様のご回答で、アンチスケーティング≒インサイドフォースキャンセラーについてよく分かりました(力学はともかく)。 上げ下ろしの時にアームが外に引っ張られるのが気になったのは、ひとつは扱いづらさ、もうひとつはアンチスケーティングが効きすぎて再生に最適ではないのではないか、という事でした。前者はNo.1の方のご回答の様にリフトに滑りにくいものをつける事で解決できるとして… 後者については、皆様のご回答や、またネットでオーディオユーザーの記事なども読むと、0値でよい、針圧の半分ぐらいでよい、推奨値通り針圧と同じにかけるべき(針圧以上にするべき、という意見は見つかりませんでした)、といろいろなご意見があって、知識と経験をお持ちの方々でも対応はまちまちなのが分かり、改めて「アナログは奥が深い」とたいへん面白く感じました。 カンチレバーが左右に寄らずまっすぐになる様に調整できればいいのだと思いますが、非常に微妙な差ですので目視で確認するのは無理そうですね。 ご回答にある、「インサイドフォーステスト用」のツルツルのレコード盤のYouTube動画があったので見ました。そちらは「成功動画」でどの位置でもめでたく静止していましたが…便利なアイテムだと思いますが、動画のそれは4万円ほどもするヘビーユーザー向けでした。Amazonに2千円ほどのがあり、性能の不安はあるものの購入するか考え中です。 モノラルカートリッジについては、ステレオ仕様の針でモノラルレコードを再生しても針とレコード双方にダメージを与える事はなく、再生にも問題はないのが分かりましたので、買わない事にしました。 今使っているMP-20(モデルチェンジされて今はMP-200)の交換針が18000円以上になっており(以前は4000円ちょっとだった)、そちらのためにお金をとっておくことができるので、その点でもよかったです。それにしてもずいぶん値上がりしたものです。 お金に余裕があれば、モノラル針はともかくいくつかカートリッジを買って音の違いを楽しんでみたいですね。「アナログは奥が深い」とともに、「アナログは金がかかる」と身に沁みますが、選択肢が多いのもアナログの楽しみだと思っています。

ftyn
質問者

補足

お礼に書いた、インサイドフォーステスト用の2千円ちょっとのツルツル盤をAmazonで購入し、盤の外周と内周にそれぞれアンチスケーティング値を0.5~1.5の間で0.1づつ変えて針を下ろし、針の挙動を記録するという実験を行ないました(品物のリンク先はNo.5の方へのお礼にあります)。 その結果は、外周は針が安定するアンチスケーティング値)が高く、内周は低いというものでした。また、回転数33と1/3より、45の方がわずかにアンチスケーティング値が高く出ました。 こちらについても近いうちに質問を投稿するつもりでおります。もしお目に留まる事がありましたらご意見などいただけると幸いです。 ベストアンサーは他の方を選びますが、他の方のご回答がそれに劣ると考えているのでは決してありません。どのご回答からもとても有用な情報をいただけ、心より感謝しております。

回答No.3

針を降ろすときに真っ直ぐ降りないで外側に流れようとするのは Anti-skating (Inside Fore Canceler) がかかっている Tone Arm では正常な動きです。 Inside Force は針が溝をなぞっている際に発生するものですので、溝をなぞっていない時に Inside Force Cancel 力、つまり Outside Force が加わっていれば外に流れようとするわけです。 ……とは言え「針が溝の外側を強くなぞっている」と言うのは私も常々疑問に思っていた事で、愛用していた Phono Cartridge が交換針が NAGAOKA 製の安価な針で済む上に針圧 1g で Trace 可能な EMPIRE 4000 というものだったので Tone Arm の Anti-skating 量は適正針圧の半分近いところにまで (0 にできなかったのでギリギリまで小さくして) 錘 Dial を回して使っていました(^^;)。 A No.1 John_Papa さんが御紹介されている「Tone Arm が周回ごとに左右に揺れる」は正にその通りでして、Sono-sheet なんか再生しようものなら元気よく(笑) ユラユラしてましたね(^^;)。 実は Phono Discって Cutting Machine で作られた Master Disc に化粧品の Facial Pack みたいなものを貼って凸型 Stamp を作り出し、この Stamp を塩ビ盤に押し付けて大量生産している事は御存知かと思いますが、Stamp の中心軸と塩ビ盤の中心軸は互いの穴に設けられた遊びによってずれてしまうものでして、ペラペラの Sono-sheet では 1mm 以上ずれているのが当たり前みたいなものでした(^^;)。 「そっちの方が大問題だろう!」と世界を驚愕させた Cassette Tape Recorder Maker を作っていた NAKAMICHI 社は Disc 再生前に Turn Table 中心軸を Disc 中心軸に厳密に合わせる (誤差 20μm 以下) 事ができる DRAGON-CT Player を開発していましたね。 https://audio-heritage.jp/NAKAMICHI/Player/dragon-ct.html でも NAAC (Nakamichi Automatic Alignment Control) System みたいに再生中に自動追尾してくれるものではなく、再生前調整という面倒な儀式を経なければならないので、どれだけ売れたことやら(^^;)……でも NAAC と言い、NAKAMICHI 社の姿勢と技術力は大したものでした……Amplifier に手を出したのが失敗の元だったみたいですが(^^;)。 因みに CD (Compact Disk) も盛大に揺れています(^^;)。 私は MARANTZ CD80 という CD Player の Side Panel を外して回転中の CD を見た事があるのですが、上下左右にブンブン揺れる Disk を見て「こりゃあ Pick-up Actuator が盛大に動き回って Actuator 駆動 Noise が読み取り Error を引き起こすわけだ!」と納得、TEAC の VRDS (Vibration-Free Rigid Disc-Clamping System) に憧れた時期がありました。……AUDIO TECHNICA の CD Ring を愛用しているので結局 VRDS にはせずに Turn Table に CD を置いて Stabilizer で抑え込む CEC の Belt Drive Turn Table にしましたが……(^^;)。 まぁ昔は Anti-skating 機構なんて付いていない Dynamic Tone Arm が普通だったので Inside Force を気にする必要なんてないのではないかと思いますが、気になるようでしたら浅めに (弱めに) かけておけば心配ないのでは(^^;)? ===== Phono Cartridge を Monaural にするのであれば Amplifier から Speaker に至るまでも Monaural 時代のものにしなければならないのでは? 因みに私は使った経験がないのですが、Monaural Disc 時代の Phono Discって RIAA 規格に統一される前の Disc であった事から 1960 年以前の Amplifier には Phono Equalizer Curve を様々に切り替える Switch が付いていたようです。 http://www.roger-russell.com/preamps.htm#c8p 上記 URL は旧 McIntosh 社の製品が紹介されている Page なのですが、Monaural Disc 時代の C4 や C8 Series には各 Disc の Emphasis 規格に合わせた De-Emphasis Selector が沢山付いています。 今やそんなものに対処できる Amplifier なんてありませんので、Digitize して PC (Personal Computer) Software で当時の Equalization を再現するしかないのではないかと思います。 素敵な Audio Life を(^_^)/

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! アームの上げ下ろしの時に外側に引っ張られるのは正常な挙動なのですね。このあたりはNo.1の方へのお礼にも書きました。 針とアームが左右に揺れるお話も同じですが、量産品でありながら穴が真ん中からずれているのが不思議でした(CDも、とは…)。スタンパーと塩ビ盤の遊びが原因だったとは… 中心を正確に合わせる機械があったのも初めて知りました。 便利な時代で、YouTubeでレコード制作の動画を興味深く見ました。ずいぶん手間がかかるものですね。スタンパーという言葉は知っていましたが、塩ビ盤に「スタンプ」するからスタンパーなのに今さら気づきました。 モノラルカートリッジとレコードについてはNo.2の方へのお礼に書きました。モノ対応のアンプやスピーカーなどというものがあるのも初めて知りました。それらをそろえるのはとても無理なので、その点でもモノカートリッジは却下になります(涙) ステレオカートリッジ(普通に売られているカートリッジ)でモノラルレコードを痛める事はないのであれば、わたしは安心です。 周波数特性については、手持ちの本(平林直哉「フルトヴェングラーを追って」)に、1960年代半ばまでにRIAAに統一されたとありました。今その他の規格のレコードを一般人がちゃんとした音で再生するのは無理なのですね。古いレコードをCDに復刻する人や会社では、周波数を細かく調整できる機械やPCソフトをお持ちなのでしょう。マッキントッシュのサイト、目がチカチカしてしまいました… 実は数日前、久しぶりに中古レコード屋さんに行って買ったレコードの中に、1960.9と発売年月が印刷されているもの(ワルター指揮コロンビア交響楽団のウィンナ・ワルツ集・1956年のモノラル録音)があり、「録音特性・RIAA」とありました。ご回答と照らし合わせると、このレコードが出た時期が特性が統一される過渡期だったのが分かります。 長くなってしまい申し訳ありません。たいへん勉強になりました。

ftyn
質問者

補足

No.4の方へのお礼に書いた、インサイドフォーステスト用の2千円ちょっとのツルツル盤をAmazonで購入し、盤の外周と内周にそれぞれアンチスケーティング値を0.5~1.5の間で0.1づつ変えて針を下ろし、針の挙動を記録するという実験を行ないました(品物のリンク先はNo.5の方へのお礼にあります)。 その結果は、外周は針が安定するアンチスケーティング値)が高く、内周は低いというものでした。また、回転数33と1/3より、45の方がわずかにアンチスケーティング値が高く出ました。 こちらについても近いうちに質問を投稿するつもりでおります。もしお目に留まる事がありましたらご意見などいただけると幸いです。 ベストアンサーは他の方を選びますが、他の方のご回答がそれに劣ると考えているのでは決してありません。どのご回答からもとても有用な情報をいただけ、心より感謝しております。

  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (415/1290)
回答No.2

一つの投稿で複数の質問は、ここでは規約違反になりますよ。 工場出荷時は、目盛通りで調整されていますが、使用していると バランスが崩れて目盛通りの動作をしなく成る場合があります。 マニュアルの設定を越えた目盛の数値を試してみましょう。 (プレーヤが壊れる事は有りませんので) 針圧を重く設定するのも有です。 アンチスケーティングとは、御存じの事と思いますが、 カートリッジがレコードの内側に引っ張られます、これを防ぐ 為に外側に向かうように力を加えることをアンチスケーティング と言います。 LPレコードのステレオ盤が発売されたのは1958年です。 それまでは、モノラルで録音されていました、モノラルの表記 は、その事を言っています、モノラルカートリッジは不要です。 1958年以前に発売されたLPレコード盤はモノラル方式で溝が 刻まれていますので、古い規格のLPレコードやSPレコード を御持ちな人向けですね SL1200-MK4は78回転にも対応している様なので、SPレコード を御持ちならモノラルカートリッジが必要ですね。 https://dl-ctlg.panasonic.com/jp/manual/sl/sl_1200mk4_1.pdf

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます!複数質問が規約違反である事、存じ上げず失礼しました。ご指摘いただきありがとうございます。質問はたまにするぐらいで…冷や汗ものです。 0バランスの状態でアンチスケーティングの数値をあげてみて、確かに外側に引っ張られているのが分かりました。 再生時に強くかけすぎると、針飛び、それも同じところを繰り返し再生する戻りの針飛びを起こしそうですね。 モノラル針と、レコードについてもご教示いただきありがとうございます。モノラル期に生産されたレコードを再生するにはモノラル用の針が適当、1958年以降に生産されたものは、元の録音はモノラルでもステレオ仕様の針で再生して問題ない様ですね。 そこまで古いレコードは持っていないので、モノラル用の針を購入するのはやめました。他の方のご回答も「モノラル針は不要」で共通しており、これからは安心してステレオ針で再生できます。SP用の針もある様ですが、そこまでは手が回りません…

ftyn
質問者

補足

モノラル期のレコードについて言及されたのはこちらだけです。重ねてお礼申し上げます。その時期のレコードは、コレクターや、とにかく古いものをありがたがるマニア、それに周波数特性を調整できる機材と知識をお持ちの、古いレコードをCDに復刻する会社のためのアイテムの様ですね。 アンチスケーティングについては、その後もネットでいろいろな記事を見て、実にさまざまなご意見があり一筋縄ではいかない問題であるのが分かりました。 レコードの歴史は長いのにいまだ定説が確定していない様なのが不思議でもあり、これひとつを取ってもアナログは奥が深いと感じました。 ベストアンサーは他の方を選びますが、他の方のご回答がそれに劣ると考えているのでは決してありません。どのご回答からもとても有用な情報をいただけ、心より感謝しております。

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.1

こんにちは。 実機を見る事ができないので可能性でしか回答できません。 『アームがこれほど外に引っ張られるのは普通の事なのでしょうか。』 アンチスケーティング(インサイドフォースキャンセラー)は常時外に引っ張る力ですのでそのような動作になりますが、適量でなければ異常です。 (内に引っ張る力[インサイドフォース]は再生時に発生します) 針圧 0 アンチスケーティング 0 で水平バランスする筈のアームが静止せず、勝手に流れるようだったら、アームに回転軸のねじれとか重量配分の片寄りの可能性があります。 ここまでで問題無ければ神経質になる必要はありません。 アンチスケーティング0 で使うのもお勧めです。(余裕があれば下に屁理屈を書いておきます。) 水平バランスで問題ないのに、針圧調整をして、リフトアップするとアームが右または左に流れる場合はリフトの頭の部分に問題が有りそうです。傾いていたり、リフトヘッドの摩擦が減少していたり、リフトの高さが足りなかったりです。 アームリフトは摩擦力だけでアームを支えている訳なので、摩擦力が弱ければアームを保持できず勝手な動きを許してしまい、外に引っ張るアンチスケーティングの力に負けてしまう訳です。 応急的に、リフトヘッドが当たるアームの部分に指絆創膏を貼って摩擦力を高めてみるとか、というのもアリですね。 2番目の質問は、理論的には問題ないですが、私がモノラル盤を持ってない為、お答えできません。 ステレオレコードをモノラルで聴きたい場合は、発電ベクトルの方向が違うモノラルカートリッジでの面白さがあるかも知れません。 マイクの斜め方向から収音した音(モノラルカートリッジ)と、真正面から収音した音(ステレオカートリッジ)に、どちらが良いというのではなく、表現の違いが聴けるのかもしれませんね。 ------------------------------- 付録 アンチスケーティング0 の屁理屈 針がレコード上にある再生時に、針先はターンテーブルの中央に向かって約30分で10cm程移動します。時速20cmの慣性力が内側に向かって発生する、これをインサイドフォースと言います。 発生原はカッティングマシンで、記録された力です。 慣性力なんだから、初速が得られれば以後は問題ないのでキャンセルする必要も無い筈です。慣性力は直流ですので音にはなりません。 ところで、みなさん、レコード再生中にカートリッジの動きを注視したことはありますか? レコードの塩ビ樹脂に反りがある為に上下に揺れる・・・のはまだいいが、周回ごとに左右に揺れる・・・これは解かりやすい楽器ではピアノの音色を変えてしまったりして良くないです。 カートリッジが外側に動く時、アウトサイドフォースが発生しています。インサイドフォースとアウトサイドフォースが周回中に交互に発生しているのです。 これでインサイドフォースキャンセラー(アンチスケーティング)の意味ありますか? それよりは、レコードの最内周を再生してカートリッジの位置がピクリとも変わらないように盤の位置を微調整する。 そちらの方が先決問題ではないでしょうか? では、Happyなアナログライフを!

ftyn
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます! 針圧0、アンチスケーティング0での実験、なるほどと思い、やってみました。ターンテーブル外、その外周あたり、中央あたり、内周あたり、それぞれその場でバランスしたので、とりあえず不具合ではない様で安心しました。 リフトにまさつを加えるのも分かりやすく、またわたしにもできる解決方法で、リフトにつけられる滑りにくいものがないかさがしてみます。 「内に引っ張る力[インサイドフォース]は再生時に発生します」 これもご説明でよく分かりました。再生時以外でアームがアンチスケーティング(インサイドフォースキャンセラー。両者は本当は少し違うものの様ですが、ここではアンチ~で統一します)で外に引っ張られていても、再生自体には関係なく、再生時以外のアームの動きは扱いにくさを除いては気にする必要はない様ですね。 針がレコ-ドに降りている再生時のみアンチ~が効く様になっていれば、などと考えてしまいました。オートマチックプレーヤーがあるのだからできる気もします。 「へりくつ」については、慣性力はほんのわずかの様ですので、少なくともわたしのプレーヤーの様に数ミリも外側に戻るほどのアンチ~は過剰なのではないかと感じました。それに再生のしはじめだけインサイドフォースをキャンセルすればあとは無問題なのであればなおの事…アンチ~0の是か非かはNo.5へのお礼に。 レコード再生中にカートリッジが横揺れする事、確かにあります!気にした事はありませんでしたが、多分よく聴くと揺れるたびに左の音が強くなったり右が~…と音も揺れているのでしょう。あきらかに30分で10センチの動きより大きいですね。 量産品のレコードの中央の穴が、なんで真ん中に空いていないのか不思議です。 カートリッジについては、No.2の方へのお礼に書かせていただきます。