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夏の熱を冬まで蓄熱する方法
水酸化ナトリウムの吸放湿はどのくらいの熱の出入りがあるのですか? 高温が必要なら集光レンズ(虫眼鏡)で太陽光あてれば低コストで乾かせるし、冬に水で戻せば簡単に熱を取り出せるので融雪にはもってこいだと思いますが。 他にもっといい方法がありますか?
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水酸化ナトリウムは危険です。 たしかに溶解熱は大きいです(44.4kJ/mol) ただね、5%以上のものは劇物なので取り扱いが手間です しかも水酸化ナトリウムは大変危険な薬品です。 強力な塩基性の薬品であるとともに、水和熱が大きいことから思わぬ爆発的反応を起こす事があり(例えばフレークの苛性ソーダに水をかけると急激に発熱し突沸する)、不慮の事故につながりかねません。 それと潮解性や二酸化炭素とも反応するのがネック。 熱をためるなら砂電池なるものが実用化に向けて動いているようです
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- sokohakatonaku
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硫酸の溶解熱は95.28kJ/molでした。(確定) これ以上の物質ですと 塩化鉄3 151kJ/mol 塩化マグネシウム159.8kJ/mol となります 500lくらいで塩化カルシウムの1トン分ですが、それを溶かす槽などが必要になることを考えると厳しそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはりどれも難しそうですね。
- sokohakatonaku
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>>ご回答ありがとうございます。NaOHは個人で扱わせるのは危険だと思いますが、企業や公的な事業体(電力会社的な)でもダメでしょうか。雪国に設置して夏の熱を潜熱で蓄えて冬に融雪する事できないものかと思います。 融雪には何が使われているか考えて見て下さい 塩化カルシウムですね。 これは溶解熱が81.8kJ/molです。水酸化ナトリウムより高いです。 参考:塩化ナトリウム3.9kJ/mol 硫酸の希釈熱~880 kJ mol こんな値ですが、塩化カルシウムの利点はもう一つ 安全性です 他の薬品より生物への影響が低いんですね。 それでも塩害は起こりますが、マシです 食塩なんて除草剤に使われることすらありますからねぇ(私はやめて欲しいと思ってるのですが) >>砂電池ありますね。500度くらいまで加熱するそうですが、オンカロがあるフィンランド(?)ならともかく地震の多い日本ではサンドタワーが倒壊したら一大事ですね。 地震は多いですが、倒壊しないよう設計するはずですし、もし耐えきれない地震が起きたらどのみち他の建物まで壊れて同じかもしれません
お礼
ご回答ありがとうございます。誤解を招いたようでスミマセン。使用方法として道に撒くのではなく、サンドタワーのようにタンクに入れて、水を入れたり抜いた入りして熱タンクのように使ったらどうかと思っていました。ちょっと質問の仕方がまずかったです。 硫酸スゲーと思って調べてみたら溶解熱:19.0kcal/molだそうですが、何か違いがあるのでしょうか。単純に高温にして貯めるのも一つの手ですが、相変化や溶融解などを利用した賢い方法なんかあると面白いです。
補足
塩カルの81.8kJ/molって塩カル1トン水に溶かして200kwhの発熱量。灯油20L分。各家庭の庭に塩カル1トン溶かすくらいの池を作っても雪国では家の前の雪溶かすだけでも無理ですね。道に撒かなくてもいいからもっと溶解熱の大きな物質無いものでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。NaOHは個人で扱わせるのは危険だと思いますが、企業や公的な事業体(電力会社的な)でもダメでしょうか。雪国に設置して夏の熱を潜熱で蓄えて冬に融雪する事できないものかと思います。 砂電池ありますね。500度くらいまで加熱するそうですが、オンカロがあるフィンランド(?)ならともかく地震の多い日本ではサンドタワーが倒壊したら一大事ですね。