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【国が企業に5%の賃上げを要請しました】大企業は出
【国が企業に5%の賃上げを要請しました】大企業は出来ても中小企業は無理ですと言いますが、月給20万円の5%は2000円です。逆に中小企業の方が5%の賃上げが実現しやすいのでは?社長の懐に入るお金を月2000円減らすだけで社員は生き残れるのに社長の高級車を買うのとどちらが大事なことか日本の経営者はアホですか?
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20万円の5%は、1万円だと思いますがそれは置くとして、「社長が高級車に乗っているような中小企業」に限定すればお書きの通りだと思います。 しかし、社長が高級車に乗れるほどの力のある中小企業、零細企業って少ないと思います。実態は、ほとんどの企業が社長の個人保証で借金して息をしている状態なのではないか、と想像します。 サントリーの鳥居社長だった(昔々の話)と記憶しているのですが、社長を退任する時のインタビューで「これでやっと家屋敷を担保からはずしてもらえるのでホッとしている」と(冗談半分かもしれませんが)言っていました。 社長らの報酬は利益が減れば自主的に下げられますが、社員の給料となるとそうはいきません。社長が全財産を担保に借金してでも、確保して支払わなければなりません。 「今年は赤字だから減額ね」というわけにはいかないのですから、社長としては、ホイホイと賃上げを約束するわけには行かないという事情があります。 「役員も含め人件費は利益の50%」ととかに決めて、利益の増減により自動的に給料を増減していい(赤字の年は役員報酬も給料もナシ、倒産したら社員も借金を返済する)ようなシステムを作れないものなのかなぁと、個人的には思います。 それに『大企業は出来ても中小企業は無理です』という場合の「中小企業」が何を指しているのかも考えないといけないと思います。 中小企業基本法によると、製造業・建設業などでは資本金が3億円以下ならびに従業員数300人以下・・・ で、けっこう大きいです。1人、1万円の賃上げでも「年間」かなりの総額(3600万円)になります。 ふつうの零細企業・中小企業には、3600万円のアップは耐えられないと思います。
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