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新築一戸建ての白蟻対策
個性的な間取りが気に入り建売住宅を購入し、先日ようやく引き渡し前の内覧を行いました。その際に1F脱衣所床下の点検口から基礎を除くと、基礎部分と床の間にある根太の柱が乱暴に切断され(きれいに切断しているのではなく、ササクレだった状態です。)配管が通されていました。施工業者に確認すると、2Fトイレの配管を通す際に、構造上問題の無い部分で根太を切断し通しているとの回答でした。 強度上の問題はさておき、心配になったのは、防腐、坊蟻対策です。業者に確認すると、「加圧式の薬剤を注入しているため、木材の芯まで薬剤が注入されているので問題ありません。」「住宅保証機構の検査に合格しているのでもんだいありません。」という回答でした。 これって本当でしょうか? これで、引渡しを受けても問題ないのでしょうか? 業者の対策方法を含めコメント頂ければ幸いです。
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eimisaruさんの質問に対する回答と言うよりは、補足説明のような形になるのですが、防蟻の方法として、「防蟻シート」があります。 以前聞いた話ですが、加圧注入法では土壌汚染や環境への影響が懸念されていますし、薬剤の効果を上げようとすれば人体への影響があり、逆に人間に対して100%安全な物にすれば、効果が低下しているという事実があるらしいです。 防蟻シートは、シロアリが嫌う物質を含んだ不織布を床下に貼る方法で、人体や土壌環境への影響もなく、かつ防蟻性も加圧注入法よりも良いと言われます。 ただ、現段階ではこの方法を施工するのは、残念ながら不可能です。ですので、こういう方法もある、ということで、参考にして頂ければと思います。
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- okmo
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私は坊蟻対策よりも構造に対する施工者の姿勢の方が心配です。 「構造上問題の無い部分で根太を切断した」とのことですが、その根太は無くても良い根太ということでしょうか。きちんとそのように検討された構造になっているのでしょうか。柱や梁のような主要な構造ではないから一本くらいは切断しても良いものなのでしょうか。認識の低い施工です。 坊蟻に関してはその考え方は非常に難しいので今回はコメントを控えさせていただきます。 ちょっとマニアックですが『床下が危ない!』という書籍が建築の専門書のコーナーにありますので良かったら読んでみて下さい。 参考までに。
土台ではなく根太ですか? どちらにしてね施工時に切り欠くというのはその是非はともかくとして比較的行われています。 ご心配の点ですが、加圧注入処理では実は木材の完全に心まで注入できているとは限りませんが、けずったところの色でわかります。 注入材は薬剤により変色していますから、切り口が同じ色であれば直ちに問題とは言えません。(上からわざわざ更に塗る意味もなく、逆に好ましくありません。) なお、注入材の防腐効果は非常に高くほぼ永続しますが、シロアリに対しては切り欠きの有無に関わらず効果は5~10年と見て下さい。これはこれ以上永続する防蟻剤がない、強力すぎると人体に有害ということからの限界です。 むしろ、基礎の高さが公庫推奨の400mm以上になっているか、床下の通気がきちんと確保されているか、などの方が重要です。 ですから、年1回程度床下に入って点検するのが望ましいでしょう。今回の話があろうとなかろうと。 では。
- vivaviva1972
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以前、住宅営業をしておりました。 建売住宅の場合、出来上がりを良く見せる傾向にありますので、中身は荒い工事が多いです。どこでコスト下げるかですから、致し方ないのですが・・・。 また建築中から、しっかり現場を見ておかないと実際、設計図通りに施工されているのかは分かりません。 ★業者が了承すれば、引渡し前に専門家のチェックを受ける事も可能です。http://www.homedoctor.co.jp/service/kojin.html 『住宅保証機構』に登録され、最長10年保証される事を信じるしかないでしょう。登録されている業者かどうかは確認して下さいね。参考URLにて シロアリについては、木材に加圧注入で『防腐防蟻処理』が為されていれば、まず問題はありません。 もし不安がおありになるのでしたら、建売住宅でも建築中からしっかりチェックしましょう。
- 参考URL:
- http://www.ohw.or.jp/
お礼
コメントありがとうございました。白蟻の薬剤は5年から10年なんですね。その点がクリアになっただけでも非常に参考になりました。 また、施工時に根太を切り欠くというのは比較的に行われる手法なのですね。 公庫対応のモノと聞いていますので、床下の高さは確認するように致します。ありがとうございました。