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海外で安楽死した場合
安楽死がある国に行って安楽死した場合って、死体はどうするんですか?家族がいない場合とか。
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- okweb0824
- ベストアンサー率61% (11/18)
まず、結論から言うと海外で安楽死をさせた(下)場合、 その国の法律に反しなければ日本に帰国しても逮捕勾留はありません。 日本の法律は以下の通りです。 刑法第1条第1項 「日本国内において罪を犯したすべての者に適用する」 とありますように、刑法で規定される処罰等の範囲は、日本国内に 限ります。 また、「日本国内」とは「日本国領土」であり、 この「領土」とは、領海、領空も含む広義の領土を意味するものです。したがって、日本の領海上や領空上で国内法に違反する行為をすれば、国内法が適用され、処罰できます。 これに対して、海外で国内法に違反する行為をした場合には、原則として国内法が適用されないので処罰できません。 但し、例外もあります。(刑法第1条第2項等) ・海外において、行使の目的で1万円札を偽造した場合 ・海外において、日本国民が住居に放火した場合 ・海外において、日本国の公務員が職務に関し賄賂を収受した場合 また、刑法以外でも ・会社更生法(平成14年法律第154号) ・児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成11年法律第52号) ・サリン等による人身被害の防止に関する法律(平成7年法律第78号) ・不正競争防止法(平成5年法律第47号) など、 国外でも日本国人及び日本企業に対して処罰の規定を定めている法律があります。 日本国は法律主義の国です。 そのため、法律で規制及び処罰がない場合は、いかなる場合でも逮捕はできないと、最高法規である「日本国憲法(第33条)」にも定められています。 しかし、 今後は、海外で発生する日本人の行為によって秩序が保てなくなるような、民法の根幹である「公序良俗」に反するような行為があれば、法律を変更(追加)して海外での行為でも処罰できるようになるかもしれません。 もう一度言います。 現時点では、海外で安楽死した(させた)場合は、日本の法律の及ぶところではないため、その国の法律で処罰されない場合は、日本に帰国しても逮捕及び任意同行されません。 遺体の対応については、海外で死亡した人を国内に搬送する場合と同じです。 安楽死の遺体だから、と特別な事情徴収はありませんので、国内への搬送はできますが、時間的・金銭的な面からその国で荼毘に付すのが賢明な判断かもしれません。 ちなみに、 遺体は航空法では「物」として扱われます。 なので、「遺体を大事にしてくれない」とよく遺族に言われますが、これは、遺体からの腐敗臭や感染症などを考慮した結果です。 ご理解をお願いします
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2127/7993)
安楽死する人と言うのは、死後の世界を信じているとか、天国を信じているとか、普通の人とは違う宗教観を持っている人ですから、真似をしない方が良いと思いますけどね。 日本は安楽死を認めていないので、死体を持ち帰ろうとすれば、当然、死亡原因を調べられますし、殺人事件として立件される危険を伴います。火葬して持ち帰るとしても、安楽死だと発覚すれば、空港で警察に呼び止められて、事情聴取されたり、マスコミに取り囲まれたりする危険があるでしょうね。火葬と言っても、西洋では骨が残る火葬ではなくて、灰しか残らない火葬なので、遺骨を持ち帰る事は出来ないでしょうね。 安楽死と言えば、聞こえは良いですが、ナチス時代に強制安楽死させて、大勢の犠牲者を出した歴史があるのに、良く言えたものだと思います。日本でも、それは同じです。 安楽死と殺人の線引きが難しいだけに、当人の承諾があったから殺して良いのだという論理に矛盾を感じます。 今は血管にカリウムを大量注入して心臓発作を起こして殺害する方法が流行っていて、死刑にも使われているようですが、苦しむ時間が短ければ殺して良いのだという論理はナチスの考え方なので、賛同しかねますね。
- madonosotokara
- ベストアンサー率49% (34/69)
NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」で実際に点滴に毒物を注入する所、そして患者が自ら点滴のコックを開け、ありがとうの言葉を兄弟に投げかけながら心臓停止するまでを映していましたね、生々しい人間の死をほぼノーカットで見る事は映像の世界でも見る機会はまず無いですので衝撃でした。 ご遺体は現地で火葬され、たしか川に散骨されたと思います、法律はズブの素人で判りませんが日本に遺体を運ぶのは非常に困難では無いでしょうか、日本から見れば承諾殺人罪と成りますが、スイスでは安楽死が認められているので合法です、しかし日本に持ち込めば承諾殺人なので法律上司法解剖が必要ですし毒物が検出されれば事件に成りそうです、日本が海外における安楽死を正式に認めていない以上、親族は嘱託殺人が適用されるかも知れません、でも遺体も遺骨も無ければ殺人を立証する事も起訴する事も困難かと思いますし、最終的にスイスの法律が適用され違法性のない病死扱いかと思います。 しかし安楽死にはかなり厳格な規定が有り、親族のいない本人のみの同意だけで可能かは判りませんし、遺体に成るまでは医者の管轄ですが、その後の処理を親族以外でも可能か否かは不明です、そこまでの細かい情報は現地に問合せしないと無理ですね。
その人の国に遺体は返還されると思います。 遺族のいない人はその国の医療用検体として提供されるか? その人の国に遺体を返還されて埋葬されるか? いずれにしろ事前に本人に 遺言として死後、遺体をどうしてもらいたいのか?確認されると思います。 その費用込みで前払いだと思います。 本人の遺言が有ればその国の医療用検体になると思います。 病気や、事故で本人の意思に反して死ぬ訳ではなく、 あくまでも、他人の手を借りての自殺です。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34532)
>日本人が海外に行って安楽死してますけど それはちゃんとお付き添いの家族が一緒にいるからです。単独じゃあ無理ですよ。 あと海外で行われているのは「尊厳死」というもので、質問者さんの考える「安楽死」とは違います。質問者さんの考える「安楽死」は、もう生きるのが嫌になっちゃった人が痛みもなく死ねる「楽チン自殺」のことですよね。でも海外、とりわけキリスト教やイスラム教の国では自殺は「愚かな人間の死に方」とされているので、自殺は認められていないのです。どのくらい自殺は認められないのかというと、本当は自殺であってもわざと「事故死」とか「心臓発作による急死」にするくらいです。 ウソだと思うなら、海外の尊厳死を行っているところに問合せてみるといいですよ。「もう生きるのが嫌になっちゃったのでそちらで安楽死がしたいんですけど」といっても「ウチはそういうのはやってないです」って断られることでしょう。「ブラックジャック」に出てきた安楽死をさせるドクター・キリコも安楽死をさせる対象はあくまで「治らない病気に苦しんでいる人」でしたからね。
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (869/4015)
安楽死が認められている国は、回復の見込みがない、自力で行動が出来ない、自分で思考が出来る、が最低条件。しかも、即には安楽死で話に、数ヶ月の変わらない意志。付き添いなしでは、その国にも行けないお方。付き添いのお方が遺体引取り人です。 よって、外国人には適用は、されません。 自国民であれば、遺体は医学実習用献体で提供ってこともできます。
引き取り手がある人でないと、させてくれないでしょう
補足
家族がいる人や日本人が海外に行って安楽死してるようですけどね
補足
日本人が海外に行って安楽死してますけど