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古典の文法について

見し人の松の千年に見ましかば〜の 「ましか」が已然形ではなく未然形である理由を教えて下さい。

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  • petertalk
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回答No.1

助動詞「まし」は、反実仮想、ためらいの意志、推量の意味を持ちますが、 その中で、反実仮想の意味になる代表的な形は以下の4つです。  ~ましかば ~まし  ~ませば ~まし  ~せば ~まし  ~ば ~まし 反実仮想は「もし~ならば、~だろうに」の意味で、、 前半は事実に反する仮定なので、 活用がある助動詞は未然形と考えればいいです。 ご質問の歌の全文は「見し人の松の千歳に見ましかば遠く悲しき別れせましや」で 反実仮想の一番目の形に該当します。 そのため、前半を事実に反した仮想と解釈し、 以下のように未然形で訳します。 かつて様子を見ていた人(今は亡き娘)が、 もし千年生きる松のように今も様子を見ることができれば、 遠い地(土佐)で悲しい別れなどせずにすんだろうに 詳しくはこちらをどうぞ。 https://kb-study.com/aux-mashi/

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