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オートマ車の牽引について
- オートマ車の牽引について知りたいです。
- エンジンが故障した場合、オートマ車の牽引方法について教えてください。
- オートマ車の牽引時にシフトポジションはNに入れるのが正解なのか、他のポジションでも問題ないのか知りたいです。
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元ATのテスト屋です。 エンジンが停止していれば、トルクコンバータが回らないので、トルコンの軸に篏合しているオイルポンプが回りません、よって油圧は立ち上がりません。 Nレンジに入れると何が起こるかと言うと、油路が何があってもクラッチに切り替わらないようになるだけです。シフトレバーからワイヤーで結ばれた先のマニュアルバルブ(バルブボディに刺さっていてシフトレバーの動きに合わせて摺動する)が油路をメカ的に切り替えます。 Dレンジのままでけん引しても大丈夫だと思います。昔のATならば。 「昔のATならば」なんです。 今のATは電子制御がかなり入っていますので、電源が生きている場合Dレンジのまま油圧無しでカウンターシャフトが回ると、エラーが出てフェールセーフが作動する可能性はゼロではないです。(メーカーによります) おまけに今のATはシフトバイワイヤですので、どんなフェイルセーフがあるか分からない。 けん引に当たってACCはONですよね。でないとパワステもブレーキの電気サーボ(ある車種でしたら 通常はエンジン排気圧のサーボですが)も使えないですから。であれば、やっぱりNレンジに入れるのが無難だとは思います。 ただ、フェールセーフが働いても、元圧である油圧がないので、やっぱり勝手に変速そのものは行わないと思います。問題はフェールセーフが電気的に作動した後で車が何の機能を止めるのかが、今の車は複雑でちょっと分からない、最悪フェールセーフが作動して、運転者にけん引をやめさせるためにパーキングモードに変わってしまう可能性もあります。そうなると電気サーボ作動してがパーキングギヤとパーキングポールが噛み合ってしまう可能性もあります。(昔のATならシフトバイワイヤーではないのでそのような事は起きない) AT車のけん引は潤滑の事情ですごくメーカーが嫌がる行為ですので、それをドライバーになるべくさせないために、今のATはシフトバイワイヤー、電子制御をフルに活用しますので、やむなくけん引の時は、やっぱりNレンジに入れるべきだろなあ、とは思います。
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- ayzm
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2WDなら牽引も多少の距離なら大丈夫です。 4WDなら牽引はミッションを壊しますからやめて方がいいでしょう。 皆さんは変速ギアーのほうを気にしていますが、デフミッションのほうが危ないです、エンジンのほうからの回転はタイヤは正常に回りますが、タイヤのほうからの回転は左右のタイヤが逆回りをします、大型車のけん引はフロントを上げてけん引しますが、必ずデフからのシャフトを外してタイヤをフリーにします、そうしないと車がどういう動きをするか判らないからと、デフミッションを壊します。 AT車なら短距離は良いですが、長距離なら止めたほうがいいでしょう、ミッションにどれだけ負担がか掛かるか判りません。
お礼
回答ありがとうございます。大型車だと積載車もないでしょうから、牽引中は急カーブのときとかに危なそうですね。
- runatickdance
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短距離なら、 バッテリー変えて、 Nレンジにして、イグニッションオンのまま、牽引します。 エンジンかからないと、 もちろんシフトアップしませんし。 他のレンジに入りません。 もちろん長距離は、ミッション焼けてしまいますからタブー。 電動ですのでステアリングは 軽くなります。 ブレーキは踏んだ力だけの 制御能力しかありません。 牽引は、引く側も、引かれる側も 慣れてないと無理です。 現代はAT主流ですので、 牽引自体あまりしない世の中に なりました。セルフローダーでの 引き取りが原則ですね。 また、最近のATは、 整備モードがありますので、 メーカーによっては手法が 異なります。 整備モードにして、 車検ラインを通したり しております。 最近の車のドライバーズマニュアルには、詳細すらわざと記載しなくなりました。
お礼
回答ありがとうございます。最近はセルフローダーが多いですよね。それが一番ATにも安心ですね。
お礼
油路、マニュアルバルブ、シフトバイワイヤー、フェールセーフなど詳しくありがとうございます。大変勉強になりました。 牽引は必ずニュートラルで行います。そんな機会は来ないことを願いたいですね。