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ファストリが高すぎ?株式専門家があてにならなすぎる
- ファストリの株価上昇に対して疑問を呈している記事があります。
- 記事では株式専門家の解釈や予測があてにならないことを指摘しています。
- ファーストリテイリングの株価は連日上昇を続けており、現在の株価は専門家の解釈に反して高すぎるとされています。
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その記事にこんな小見出しがありますね。 >いびつすぎる日経平均が、ファストリを高止まりさせる ファーストリテイリングの最大株主がどこなのかというと、日本銀行です。20%以上の株を持つ大株主です。そんなファーストリテイリングの株価がちょっと動くだけで、日経平均の数字に影響するのです。 日経平均はニュース番組で必ず「今日の終値は・・・」と報じられるほど世間の関心が高い経済指標です。現実の東京市場全体の株価や日本の経済状況をちゃんと反映していないといわれますが、それでも日本経済が良い状況にあるか、株価が上がっているかどうかで誰もがまず目にするのが日経平均株価です。 日銀がファーストリテイリングを通じて間接的に日経平均を操作していることに対する間接的な批判でもあるんですよ、その記事は。 そうだとは書いていないけれど、行間にそういう意味を込めています。 その人にいわせると、おそらく現在のファーストリテイリングの株価も「不当に(日銀によって)高止まりさせられていて、会社の本来の株価を反映していない」となるのではないでしょうか。そして、私もそう思っています。たかがユニクロとGUでその株価は高すぎると思いますし、そうなっている理由は日銀が大株主だからだと思います。 また、日銀がいち民間企業の20%もの株式を所有しているのもまた資本主義国家としていびつだと思います。これじゃあ社会主義国だ。 ただその記事はそれはそれとしても、株式専門家を名乗る人の解釈や予想なんてアテにするもんじゃないと思いますよ。だいたい半年後の日本が「アフターコロナで景気が回復している」か「中途半端なコロナ対策のせいで日本だけ回復に取り残される」かなんて、誰にも予測できないです。
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- D-Gabacho
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<回答No.3の補足について> 記事の内容は、2016年の当時、ファストリが東証1部銘柄の平均をはるかに上回るPER約50倍の株価で取引されている要因を日経平均連動運用の人気に求め、その人気が続く限りファストリの高評価=高PERも継続するだろうと予測したものです。 高PERの要因について述べているのであって、株価形成の要因すべてを日経平均に求めたわけではありませんから、質問者さまの「日経平均株価が1.5倍程度なのにファストリの株価が3倍近くにまで跳ね上がった根拠にはならない」という指摘は的外れだと思います。 ファストリは現在も東証プライム銘柄の平均PER14倍をはるかに上回るPER36倍で取引されているわけですから、記事の「ファストリの高評価は続くだろう」は当たっているといえるでしょう。 ファストリの2016年8月期は、暖冬の影響などにより前期比マイナス50%超の大幅減益となった期で、6月時点の予想EPSは588.55円。これに対し2022年8月期の予想EPSは2447.02円で4倍の水準になります。6年間の業績面での成長と、高評価=高PERが継続していることにより株価は3倍になっているわけです。「株は、長期的にはファンダメンタル(企業業績)で動く」ということと、高PERの要因を日経平均連動運用人気に求めることは両立するので、何の矛盾もありません。
補足
>株価形成の要因すべてを日経平均に求めたわけではありませんから 日経平均株価は1つの例にすぎません 他に名前を挙げているファンドや挙げていないファンドのいずれにしても投資信託である以上ファストリの構成比率は限定的でありファストリの一般の株式市場での売買代金や出来高からみれば限定的であるためファストリの株価が2016年から3倍になったことはそれでは説明できないです 何より「株は、長期的にはファンダメンタル(企業業績)で動くが、短期的には需給で動く」のであれば2016年から起算しても現在は企業業績を概ね反映されているとみるしかなくなります
- D-Gabacho
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<補足について> PERの用語解説 https://www.jsda.or.jp/jikan/word/116.html に「株価が割安か割高かを判断するための指標」「利益から見た『株価の割安性』」とあるように、”PERが東証1部構成銘柄の平均よりもはるかに高いから割高である”というのは、考え方ではなく事実です。 単に”PERが東証1部構成銘柄の平均よりもはるかに高い”というだけなら、「割高」とはいっても「高すぎる」という表現は使わないでしょうが、記事の筆者は「日経平均インデックスファンドを100万円買うと、自動的にファストリを7万円買ったのと同じ」という状況から、成長性などファストリそのものへの評価とは無関係に、日経平均連動運用の人気によって株価が押し上げられている面が大きいと見ており、本来的でない歪んだ株価形成という意味をこめて「高すぎる」という表現を使っているのだと思います。 記事はファストリの株価が「割高」「高すぎる」から将来下落するだろうとはいっておらず、「割高」にも「高すぎる」にも、将来の下落見通しの意味はありません。 「日経平均連動運用の人気が落ちない限り、ファストリの高評価は続くと考えるべきだろう」というのが記事が示した将来の見通しで、それは、記事から6年後の現在の状況にも当てはまるだろうと思います。
補足
>記事はファストリの株価が「割高」「高すぎる」から将来下落するだろうとはいっておらず ”下落する”と断定的に言えるような人はいないでしょう 「株は、長期的にはファンダメンタル(企業業績)で動くが、短期的には需給で動く」と主張してますよ >「日経平均連動運用の人気が落ちない限り、ファストリの高評価は続くと考えるべきだろう」というのが記事が示した将来の見通しで、それは、記事から6年後の現在の状況にも当てはまるだろうと思います その説明では日経平均株価が1.5倍程度なのにファストリの株価が3倍近くにまで跳ね上がった根拠にはならないでしょう ファストリは日経平均株価の10%に過ぎませんから1.5倍でも理論上は成り立たないと思いますがそれが3倍ならなおさらでしょう また上記と同様に「株は、長期的にはファンダメンタル(企業業績)で動くが、短期的には需給で動く」の発言と矛盾します
- D-Gabacho
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質問者さまご紹介の記事を読むと、たしかに、ファーストリテイイングの株価が高すぎるとはいっていますが、この記事の結論は「日経平均連動運用の人気が落ちない限り、ファストリの高評価は続くと考えるべきだろう。」ですから、この記事を書いた人の解釈や予測は、おおむね当たっているといえるのでは? SBI証券の投信検索によれば、日本株のインデックスファンドのうち、日経平均連動型は、純資産総額上位10銘柄中9銘柄、上位20銘柄中17銘柄を占めており、TOPIX連動型やJPX日経400連動型を圧倒しています。アクティブファンドも含めた日本株投信全体のなかでも上位10銘柄中5銘柄、上位20銘柄中8銘柄を占めています。 PER、PBRに意味がないわけではなく、どのくらい高くあるいは低く評価されているかを測る指標として意味はあると思います。
補足
>この記事を書いた人の解釈や予測は、おおむね当たっているといえるのでは? ”当時の3万円も今の9万円弱もいずれもファストリの株式評価がこの6年間一貫して割高であり続けている”という考え方は当たっているということですか? >PER、PBRに意味がないわけではなく、どのくらい高くあるいは低く評価されているかを測る指標として意味はあると思います ”PERが東証1部構成銘柄の平均よりもはるかに高いから割高である”という考え方は当たっているということですか?
お礼
予測を誤ったならきちんとそれについて専門家として再度説明してほしいなという気持ちはありました ご回答ありがとうございました