今のあなたに出来る事は多くない。その中でもあなたがポジティブな方向に進んでいく方向で選べるとしたら、職場を辞める最後の日に「改めて」今までの感謝とありがとうを伝える事。今までの諸々のエピソードも含めて、ありがとうを伝える。彼が不器用だと知りながら、そんな彼を更に不器用なあなたが退けてしまった(結末)。元々彼自身相手に対して(向き合う)姿勢を作る事がゆっくりな人なのに、既に懸命にアプローチするという高いエネルギー放電状態のあなたにとって、彼側の燃費の悪さ(温まり難さ)、費用対効果の悪さを苛立ちを持って感じてしまった。結果自分との比較級で相手の気持ちを感情的に意訳し、下品な態度で突き放してしまった。彼からしたら正直良く分からない。勝手にあなた自身が暴れまわって、嵐のように空回りして去っていった。正直良く分からないというアバウトな整理をしていた彼にとって、あなたから詳細な謝罪が来る事は意外と言えば意外だった。正直に言えば、謝罪されるような思い当たる節も無い。あなた的には必死こいて誘いの OK をもらったにも関わらず、そこに臨むお互いの温度が噛み合わない事とに苛立って自分から撤回(そして決壊)した。彼の中ではあなたに振り回されるほどのエネルギーさえ使っていなかったのが現実。あなたと向き合う姿勢を作る前に、あなたの方が乱れて去っていた状態だから。彼の中ではそもそもあなたからの謝りは必要としていなかった。そこに登場したあなたからの丁寧な謝罪。その謝罪を聞いて初めて、あなたは個人的な嵐の中でそれなりに悩んでいたんだなと分かった。あなたのその気持ちを同じ目線では共有は出来ないけれど、傷つけたのかもと気に病んでいたのであれば、無事に謝る事が出来て、あなた的には良かったのかもしれない。彼は客観的にそう考えている。彼の視線は、自分が思っていた以上にあなた側では色々な思いや悩みがあったんだなという観察目線。自分とは全く異なる時間があなた側に流れていたんだという事を時間差で発見した彼。特別あなたに何か言う事も無いし、こちらから求めるものは何も無いけれど、慌しく動いて来たあなたの「その後」がなんとなくチラチラ目に着く。そんなあなたももう直ぐ辞めていく。特別感傷も無いけれど、以前のバタバタしたアプローチから今回の謝罪に至るまで、あなた側には良くも悪くも彼の想像を超えるエネルギーがある。今になってそれをあなたの一つの個性だと思い始めた彼もいる。自分とは違う個性の持ち主として、そんなあなたの今までの一連の動きを少し振り返ったりするような事はあったのかもしれない。今のあなたに出来る事は本当に多くない。噛み合わず不成立に終わったけれど、勝手に片思いさせてもらった事に対しては心から感謝する。一生懸命アプローチする価値を彼に見い出したあなた。成就したかどうかは置いておいても、あなたなりに自分から動いてみた事に悔いは無いはず。今思えば一生懸命というスタンスが生み出す高い気持ちエネルギーが、結果としてあなたから見る彼像をとても小さく見せてしまった。等身大の彼目線から自分のアプローチを見るのでは無くて、あくまで一生懸命の延長上の高い気持ち温度から、見下ろすように彼を捉えていたあなた。当然彼の動きは小さく、物足りなく見える。元々自分に自信が無いあなた。アプローチの手応えが上手く得られなくなると、今度はその反動でネガティブな想像も激しくなってしまう。結果彼側の気持ちを雑に決めつけて、半信半疑の延長上で意訳したあなたが乱れて去っていった。自分から彼にアプローチする事にばかり必死で、まだ駆け引きの段階にさえ至っていない彼を圧倒的に遠ざけてしまった。不器用な彼と知っているのにも関わらず。そんな幼い自分自身の今までの動きを改めて整理した上で、トータルであなたは感謝の気持ちを伝える。そこにもう駆け引きや打算は持ち込まない。心をスリムにしたあなたとして、新しい環境に臨んでいく自分自身へのメリハリとして、彼に改めて挨拶させてもらう。それはこれからのあなたにとっては凄く意味のある一歩であり、不安定で終わりそうだったあなたの印象に誠実さという要素を加えられる、最初で最後の機会なんだと思うからね☆
お礼
コメント頂き、ありがとうございます。 すごく沢山のお言葉頂き、そして読ませて頂き自分の気持ちに気付いた事があります。 以前、ご飯連れって下さいと言った時、皆でと言われたので、二人で行きたいと言っちゃいました。 半年経って今回お誘いしたのも、彼の中で「ご飯へ行く=付き合う」と思ってるのかもしれません。 私は、真面目で何でも重く捉えがちですが、反面開き直るとすごくサッパリ強引になり、面倒くさい人間です。 彼女になって付き合いたい。 彼と結婚したい。じゃないです。 私は、バツイチなので結婚を見てないです。そして、この先結婚して子供を産みたいという願望もありません。 彼は数年後、転勤があります。 私は、彼との先を望んでいません。 ただ好きと言う感情でした。 Todo、背中を押してくださりありがとうございます! 先日彼に話をし、半年間ためていた「ずっと謝りたかったです」と言えた事は本当に後悔のない言葉でした。 きっと、今回も勇気を出して断ってくれたのだと思います。 会社は、少しの噂でも彼の人生を狂わせてしまうほどコンプライアンス徹底しております。出世争いもです。 今目の前に見えているものを潰してしまうことになるかもしれません。 私は、実行に移さないまま、退職しようと思います。 こちらでご相談させて頂き、目を覚ます時が来たのかと思いました。 彼には、「好き」とは言えなかったですが、十分届いたと信じたいです。 そして、彼の返事を尊重したいと思いました。 今までイエス・ノー言わない彼でした。 社内に漏れたら大変だ。 多分ここが1番だと思います。 評価を左右される事になる、自分の主張やプライベート、女の人との会話、同僚・上司全てにおいて一線をひいてました。だからこそ、仕事にかける思い一生懸命な彼を好きになりました。 呼び出して二人の空間を作らない、別の人経由でも話せない、そんな人です。 人から誤解を生まないように一線をひいてます。 素敵な彼に出逢えた事は、本当に財産ですね! きっとご意見を読ませて頂かなかったら、気持ちが沈んでたと思います。今回このようなお言葉を頂き、感謝しております。本当にありがとうございました!