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窓ガラスに指向性スピーカー
今はレーザー光を窓に当てて、その反射光を読み取って盗聴するという技術があるようです。かなり昔、指向性スピーカーの製作キットを購入して試してみていたのですが、確かに当てた物体から音が聞こえていました。 ということであれば、この技術を悪用して窓ガラスにこのスピーカーの超音波を当てれば、例えば寝ている人に変なお経をぼそぼそ聞かせるといったことが可能になってしまうのではと思うのですが、そのようなことは実際可能なのでしょうか?
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可能だと思います。 超音波を利用した超指向性スピーカーは超音波を音声で振幅変調してターゲットに向けて照射します。超音波はビームを絞ることができるので聞こえる範囲を絞ることができます。 窓ガラスに向けて超音波を照射すると、窓ガラスの音波に対する非直線性により音声により変調された超音波から音声が復元され、人の耳に聞こえるようになります。 さらに進んだ超指向性スピーカーは超音波音源を2つ使います。一方は一定の振幅・周波数の超音波、他方はその周波数より音声の周波数だけ高い、または低い周波数で、振幅も音声の振幅の変化に従って変化する超音波です。どちらの超音波も一方だけ照射されている場所では音声は聞こえませんが、2つの超音波が同時に照射される場所では空気(またはガラス)の音波に対する非直線性により2つの超音波から音声が復元されます。2つの超音波源(スピーカー)の距離を大きくしてそれぞれの音源からターゲットに向けて照射すると、2つの音源からのビームの交点で音声が聞こえます。2つの音源の距離を大きくするとビームの交点を小さく絞ることができますので、音声が聞こえる範囲を小さくすることができます。人の顔を認識することができなくらい遠いところから超音波を照射するとどこから声が聞こえてくるのかはっきりしないので聞いた人は神の声(または悪魔の声)と思うかもしれません。
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- notnot
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No1で回答した物ですが、失礼しました。無視ください。 私の指向性スピーカーについての知識が古すぎたようです。 No2さんのお書きの、超音波を使った超指向性スピーカーというのがあるのを知りませんでした。質問はそのことですね。
お礼
いえ、解決のヒントをくださっただけも十分です。回答していただいて、ありがとうございます。
- DESTROY11
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映画スクリーンを振動させ、スピーカー化する技術があり、商品化もされています。 ガラスを振動させるだけのパワーがあれば、窓から音を出すのは充分可能でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。ガラスの振動で音を出させるということは十分可能なようですね。これに合わせて、赤外線の透視カメラ(コンクリは無理でも木造住宅なら可能?)も併せて使えば、相手が目を覚ましたと思った瞬間に音声を止めるといったこともできそうです。
- notnot
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超音波だと聞こえませんが、普通の音波を窓ガラスに当てれば、室七位にも聞こえるでしょう。というか、家の外の音が窓ガラス経由で室内で聞こえるのは普通のことです。 ただし、レーザー光のような細い直線に密集した音を出すのは難しいと思うので、どれくらいの距離から有効なのか?
お礼
回答ありがとうございます。超音波を使用して、指向性のスピーカー(私が作製したのは15cm x 15cmのもの)で、当てた物体から音を出すのです。普通の音声や音と違うのは、音の発生源になります。100m離れた位置で爆音を鳴らさずとも、100m離れたところから超音波の指向性スピーカーで狙えば、「周りに音を聴かれずに狙ったところにだけ音を届けることができる」のです。
お礼
回答ありがとうございます。どの座標にどれぐらいの音量の音を発生させるかは、計算式でおおよその位置は掴められそうですね。対処法も防ぎ方も、今の時点ではないと思います。う~む、悪用されるとなると怖い時代ですね…