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アート系学校に通う学生・卒業生の方にに質問
長くて申し訳ございません。 卒業制作のことについてお聞きしたいことがあります。 私の学校では卒業制作は自分のやりたい作品を作ることが出来ません。案を出しても先生からのokが貰えないと作業に取りかかれません。 私はデザインの学校に通っているのですが、写真集を作りたいと考えています。しかし案が通りそうにもありません。 先生方もいいものをつくらせようと思ってるんでしょうが、やりたいことをできないのはさすがにつらいです。 私は最後の制作なので好きなことがしたいのですが、ほとんどのデザイン・またはアート系の学校というのは卒業制作すら規制されてしまうものなのでしょうか? こんな経験をした方はいったいどうやって乗り切ったのかというのも教えていただきたいです。 教えていただけるととてもありがたいです。 どうかよろしくお願いいたします。
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こんにちは。大学でプロダクトデザインを勉強していた者です。 私の経験を勝手に書かせていただくと・・・ 私の学校でも、ある程度の規制?というか、やらせてもらえる、もらえないはやっぱりありました。これは担当教授に左右される部分が大きいかったです。 テーマの段階から口うるさく言ってくる先生ほど自分がそうした以上、製作中も良くも悪くも何かと世話をやいてくれますし、「卒業制作」としての意味はあるかな、と私個人としては思います。 自分のやりたいテーマを好きにやらせてくれる先生は逆に、まあ自由にやんなさい。みたいな感じでした。 どちらがいいかについては個人の好みですね。 個人的な意見としてましては、「卒業制作」だからこそ、先生の意見を取り入れるのも手だと思いますよ。先生も自分の学校の生徒である以上、下手なものを(写真集、という意味ではありません。)発表されちゃ困る、ってのもあるでしょうし。一応その学校で教えている事の総括ですから・・・。 乗り切り方としては、私だったらその写真集を製作する目的をハッキリさせることと、その手段として「写真集」が適している、ということを言うかな? 「デザイン」という以上、つくる意図、というか目的がないと難しいんじゃないかな、と思います。その辺から切り崩してみたらどうでしょう。 はっきりした目的なりが無いと、押し通しても最終的には着地点が見つかんなくてひとりよがりな作品になってしまう事も多いのでご注意くださいね。 以上、長々とごめんなさい。
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- calpapa
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海外の大学を出ているので自分の経験は、多少あなたの置かれている現状と違うかも知れません。 自分もやはりデザインの勉強をしていました。 一般的なアートと違ってデザインというのは、クライアントありきのものです。 つまり、あなたのデザインをクライアントがお金を出して買うのです。それが卒業制作であれば、あなたが社会に出て、デザイナーとして働いていくための最初の関門になります。 デザイナーは、例え自分にとって不本意なものでもクライアントが気に入るものを作る必要があります。 ですが、かれらクライアントは、デザインが出来ないからデザイナーに依頼しているのです。 つまり、クリエイターはクライアントとの交渉、プレゼンテーションにより、自分とクライアントが望む最大公約数的な作品を作り出す環境を作り出すことが出来るのです。 あなたは今、初めてクライアントとの交渉をする立場になったのです。 デザイナーの仕事は、作品を作ることだけではありません。クライアントの望むものを引き出し、かつ自分のアイデアをも売り込む交渉能力も必要なのです。今回は、それを学ぶ機会と思ったら如何でしょうか? 自分のやりたいことは個人製作にしてみたらどうですか。出来がよければ、ポートフォリオに載せられますよ。 ちなみに、自分の卒業製作は2つありました。 各々違う教授にプレゼンしました。 面白いことに、十年経った今、うるさ型と即OK型の教授との作品を比べると、うるさくて、当時非常に不本意だった作品の方が今見ても面白く、勉強になりました。
お礼
海外の大学の経験談という貴重なアドバイス、どうもありがとうございます。 そうですよね…相手の気に入るものを作ってこそのデザイナーですよね…。 クライアントと交渉するつもりで先生と向き合ってみます。 先生の意見を全て受け入れて作ってしまうのは最期の作品としては悲しいので、先生を納得させ、自分でも納得のできる作品を作っていこうと思います。
- Rafi
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極端な否定はないにしろある程度の規制は起こりうる問題です。それは教官の指導方針などとも関わってくるので一概にはいえないですが。 乗り切り方というか取る道として 1.留年覚悟で押し通す。 2.とりあえずいうことを聞いてみる 3.指導員が何を否定してテーマをさせてもらえないか検討し、その部分を回避してみる。 4.指導員を変える。 5.指導員を煙に巻けるだけのデザイン論とコンセプトを語りきって納得させる。 こんな感じかと思います。専門の場合だと又違うかもしれませんが、納得させないとしわ寄せは大きいです。 やりたいだけで押し通すと、ひとりよがりになりがちなのでなかなか説得は難しいかと思います。 可能ならけっこう4番は有効です。どうしても、相性、考え方があるので。研究室や科の全体意思として写真集制作を認めないなら、なにか理由があるはずです。 理由を見つけ出すのが一番てっとりばやいです。
お礼
沢山の方法を教えていただき有難うございます。 とても助かりました。 私自身、ひとりよがりの作品はなるべく避けたいです。4番のようにできるならそうしたいのですが、指導員は自分では決めらないんです…。折角のアドバイススイマセン…。 先生には「やりたいことのイメージが沸かない」と指摘されました。3番のアドバイスを参考に、頑張ってみます。
- hankakusai
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以前、短期間ですが専門学校の講師をしていた経験から回答させていただきます。 卒業製作=学生生活最後の製作ですから質問者さんのお気持ちはよくわかります。 ですが「アート系学校」=いわゆるクリエィティブ系を目指す学生の方々にとっては、就職の際の「ポートフォーリオ」を作ることにつながります。 私の勤めていた専門学校はちょっとレベルの低いところでしたので特にかもしれませんが、やはり学生さんたちの「就職や仕事に対する意識」はかなり低かったですね。 ですから日々の課題自体を実践的・就職に役立つようにしていました。 専門学校も大学も、ある意味「卒業生の就職率」を重要視」します。 また講師自身の指向もあるかと思います。 私は、できれば生徒が希望する進路にすすんで欲しいと思い、あえて厳しいことを言っておりました。 まあ、そういったこともあるとということで、参考までに。
お礼
回答を頂き、とても助かりました。 私の学校も(自分で入学して言うのもどうかと思うのですが)あまりレベルは高くない方です。 課題を就職活動で使えるようにファイルしていますが、普通の学校は卒業作品をポートフォーリオにするんですか…知りませんでした…。 よりよいものを作ってほしいと先生なりの心遣いだと思い、頑張りたいと思います。 本当に、どうもありがとうございました。
お礼
経験談、とても参考になりました。 やはり多少の規制はつきものなんですね…。 pezpezさんのおっしゃる通り、下手なものを発表されては困るというのもあるらしいです。 目的がはっきりしていないからなのかもしれません。もっと明確な意見と目的を持ってぶつかってみようと思います。 的確なご意見、本当にありがとうございました。