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輸入インフレに金利引き上げ?

1)インフレに金利引き上げと言いますが、輸入インフレの場合に金利を引き上げても意味があるのでしょうか? 景気が悪くなるだけでインフレは結局起こるような気がするのですが。 2)輸入インフレで金利を引き上げた場合、何か価格の上がる資産はありますか? 特定の分野の株くらいですか?

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  • mudpuppet
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回答No.1

1.現状を俯瞰すると、高インフレを容認するか、 それとも景気を悪化させるかの二つの選択肢があります。 そして困ったことに決断すべきリーダーがいません。 なのでご懸念のように景気悪化とインフレの両方が起きるでしょうね。 念のために付け加えておくと被害を受ける国民も自業自得です。 2.通常は銀行株があがります。 インフレなので実物資産も値上がりします。 そのように賢い人たちは先に読んでるので だから貴金属、食料、エネルギーは爆上げしてきました。 でも一般大衆が気付き始めたらいったん調整に入るでしょう。 なので今から焦って買わない方がいいですよ。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 インフレだから単純に金利引き上げとか言う人いるけど、それってそもそも経済がグローバル化する前の話なんですよね。 資源高とかは資源国ではインフレに伴って賃金も物価も上がるし金利を上げるのも分かるけど、非資源国では増税みたいなものだからむしろ金利引き下げとか財政支出でもしないと国内で回るお金もGDPも維持できないはず。 ただ日本のように純債権国は海外資産の引き上げという手が使えるので、レパトリ円高を防ぐために金融緩和維持というのは政策として正しい気がします。第一日本は国債残高が膨大なので金利は上がってほしくない。だから一時的な資源高なら輸出促進というよりはレパトリ支援の円安政策でよいような気がしますね。長期的な資源高となるとあまりにも悪い交易条件を続けると国富流出につながるので是正せざるを得ないでしょうけど。 そう考えると日本の場合は当面金融緩和継続して円安(=輸入インフレによる景気悪化)を甘受する事になると予想します。 輸入インフレが長期的に続くようなら日銀は交易条件改善のために金利を上げて円高誘導する事になる。その際貴金属やエネルギーなどグローバル資産は日本の金融政策に関係なく価格が上下し、不動産などの国内資産は日本の金利政策に大きな影響を受けるでしょうから不動産が下落する、と読んでいます。金利上げなくても交易条件悪化が長期化すれば国内で回るお金は細るし、そもそも人口の減る日本ですから国内不動産価格の先行きは暗いのでしょう。 メガバンクは日銀が動かなくても海外のインフレで儲かるし、国内で金利がスティープ化すればそれはそれで儲かる。おっしゃる通り良さそうですね。上がるのはそのくらいかなぁ。

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