- ベストアンサー
国連安全保障理事会は何故、会談をキエフで実施しない
東欧3か国の首脳がキエフを訪れて和平会談を行っているとのこと。 その様なことが出来るのに、国連事務総長は何故、平和に関する会談をキエフで実施しないのでしょうか? 素人の素朴な疑問です。 ウクライナの件で、国連はどのような行動をしてくれているのでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国連安保理は、ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、中国が 常任理事です。 なにか決めるとき、この1つでもNOといえば条約は成立しません。 なのでロシアがいる以上は何もできません。
その他の回答 (5)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34517)
>下手すれば、ロシア国内でのクーデーターも起きかねない情勢とか。。。 これってここも含めてよくネットに出回っている「クーデターによるプーチン排除期待論」ですが、クーデターって民主主義の否定以外の何物でもないのですけど、それでいいんですかね。 もし仮に誰かがクーデターを起こしてプーチンを排除したとしましょう。そしてその人がウクライナからの撤退を決断したとしましょう。 そうなったら当然ロシア国内の親プーチン派から突き上げを食いますよね。今度は彼らが反乱やデモを起こすでしょう。 そしたらそのクーデター派は、そのデモ隊を力で排除しないといけませんよね。そしてプーチン大統領は曲がりなりにも選挙で選ばれた大統領になりますが、クーデターを起こした人が権力の座にいるなら選挙は行えないですよね。選挙で勝てるなら選挙で政権交代すればいいんだから。 ミャンマーのクーデターはダメだけど、ロシアのクーデターはセーフってことはないですよ。 だいたいミャンマーの軍事政権やかつての韓国の全斗煥政権、リビアのカダフィ大佐を見れば分かるように、クーデターで政権とった人はほぼ全員が独裁者になります。その点ではナポレオンもそうですよね。 だから仮にロシアでクーデターが起きてそれが成功したとしても、プーチンが他の誰かに変わるだけの話ですよ。
お礼
>クーデターって民主主義の否定以外の何物でもないのですけど、それでいいんですかね。 ↓ 良いも悪いもありませんし、外部で決める事でもないですね。なるようになるといった方が良いでしょう。 現にソ連のゴルバチョフさんからロシアのエリツインさんに変わった時も、あれは一種のクーデターとは思いませんか? ゴルバチョフさんには危険な感じを受けなかったですが、その後の現政権には危険な感じを受けます。 取って代わるとすれば、ナワリヌイ氏あたりがまだ国際平和に貢献しそうな気がします。 何しろ、国際裁判所の判決を無視する常任理事国が存在する、国連の仕組みは古い時代の遺物で、現状にあわせて改善すべきものではと思います。 再度、投稿頂き、ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34517)
>戦争当事国が国連の中枢で力を持っているのであれば、本当になすすべがないように思います。 >少なくとも、戦争当事国は国連の中枢から外すべきシステムでないと何の意味もないように思います。 典型的な日本人の国連に対する誤解だと思いますが、国連というのは第二次世界大戦の戦勝国が作った組織です。 戦後の世界で「United Nations」といえば国連と訳されますが、第二次世界大戦に関することで「United Nations」が出てきたらそれは「連合軍」と訳されます。第二次世界大戦において日本、ドイツ、イタリアは「枢軸国」と呼ばれましたが、それに対する国々が連合軍なのです。 だいたい国連の常任理事国だけが核兵器の保有が公けに認められていて、他の国が保有するのはまかりならんというのはいかにもおかしな話じゃあないですか。 冷戦が終わって以降は国際社会は国連を通して活動することが多かったですから国連がちゃんとした組織だと思えちゃうんですが、冷戦時代はアメリカかイギリスか、中国かソ連が拒否権を行使して議題がポシャるなんて日常茶飯事だったから、冷戦時代を知る世代は「こういうときに国連なんて何の役にも立たない」っていうのをよく知ってるんですよね。 第二次世界大戦の戦勝国が、戦後も自分たちにとって都合がいいような世界を保つために作られた組織が、国連です。国連本部が中立国ではないアメリカのニューヨークに本部があることが、なによりの証左ですよ。
お礼
ありがとうございます。 私もフランコ総統がいた古い世代の人間ですので、大概の事はわかります。 キエフでの会談というのは一例で、国連だけに限らず、世界の主要な国の代表者がウクライナのどこでもいいから、あちこちで会談をやれば、「人間の壁」みたいなものが出来、ウクライナの人々を1人でも救えるのではないかといった、文字通り、素人考えからの発想です。 私は素人の考えを大事にしています。常識は時として正義を守れない場合がありますね。 ありがとうございました。
補足
先に回答を頂いた、「異例中の異例」が実現できたのは、やっぱり、ロシアの立場が国内でも国際的にも微妙になった為ではないでしょうか? 下手すれば、ロシア国内でのクーデーターも起きかねない情勢とか。。。
この件も何もロシアの拒否権が一度発動した以上、安保理は今後開催されません。 国連としてはやるのならば、法的拘束力の無い国連総会によっての動きとなりますが、何回も総会など出来ませんので、事実上、国連は機能停止です。
お礼
戦争当事国が拒否権を持ったまま常任理事国であることはシステムの不備であることは大勢の人々が知っていることですね。 このような国連に何故、大事な国の税金から、費用の負担をしなければならないのでしょうか。 このようなシステムの不備を抱えた国連の他に、世界の人々が希望する行動をとってくれる別組織は作れないのでしょうか。 国連が拒否権発動で、機能不全になっても、そちらの方は世界平和のために機能するようなその様な組織が欲しいですね。 ありがとうございました。
ロシアが拒否権を出してますので国連安保理は開催できません。
お礼
ロシアは既にこの件で、拒否権を発動しているということでしょうか? ご意見、ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34517)
そもそも東欧の首相が戦火の都市を訪問するというのが異例中の異例ですね。どうやってキエフに行くのだろうと思います。最も近い空港はロシア軍によって破壊されているはずですからね。ヘリコプターで行くのかなと思いますが、ヘリコプターは低空を飛ぶので歩兵が携行する対空ミサイルで簡単に撃墜できます。撃墜されてしまえばどちらに撃墜されたか分かりません。お互いに「相手が撃墜した」と主張することでしょう。 2014年のクリミア併合とそれに伴うロシアとウクライナの軍事衝突が起きたときも、オランダの旅客機が撃墜されたという事件がありました。どちらが撃墜したのかは分からずじまいでした。 そもそも国連会議はニューヨークでやるもんだと決まってるんですけどね。東京でも北京でもモスクワでもやらないです。 質問者さんがおっしゃることは「東欧の首相がキエフを訪れるなら、なぜ岸田首相はキエフに行かないのだ」くらいの暴論ではありますね。
お礼
異例中の異例ができるということは、ロシア軍もある程度、苦境にあり、それ(会談)を黙認しているのかもしれないですね。 普通であればこの状況で、会談ができるわけが無いですよね。 あまり、ズルズルいけばロシア内部で、クーデーターが起きる危険性を警戒しているのかもしれないですね。 戦争当事国が国連の中枢で力を持っているのであれば、本当になすすべがないように思います。 少なくとも、戦争当事国は国連の中枢から外すべきシステムでないと何の意味もないように思います。 ロシアが黙認して会談が出来たわけではない場合は、国連でも異例中の異例は可能ではないでしょうか。 それをやらないだけであって、それをやりきる人材がいないのではと思います。 ありがとうございました。
補足
こちらは蛇足で別の件ですが、プロフィールを拝見させていただきました。 余計なことですみませんが、気が付いたことは The man formerly known as eroero1919 は The man formerly known as eroero4619 ではないでしょうか。
お礼
ある程度の仕組みは知っていますが、戦争当事国が国連を仕切っているということは町人がお代官様にやめてくれと言ってもやめてくれない様なものですね。 警察でも当事者と関連がある事件の場合は捜査から外されるのですが、国際社会ではそれは無いのですね。 国連には正義が無いことが良く分かりました。 ありがとうございました。