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安全保障理事会

Yahooでニュースをチェックしていて意味が分からないことがあったのでご存知の方教えてください。 (その記事が載っているURL) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090411-00000567-san-pol 『北朝鮮に影響力を持つ中国との直接対話では、あらためて国連で拒否権を持つ国と持たない国との差を突き付けられたようだ。』と記事にありました。中国も北朝朝鮮に対してとても憤慨していたように思うのですが、今回日本との会談がうまくいかなかったということなのでしょうか。

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回答No.1

私見として言えば、今回のは決議でも議長声明でも同じ事かな・・・と。 過去の安保理決議の完全履行を求める決議と、 過去の安保理決議の完全履行を求める議長声明と。 同じ事でしょ?日本的に多少の新規事項を追加した決議にしたかったようですが、基本的には「過去の安保理決議の完全履行を求める」なら、過去の安保理決議の内容を各国が履行する義務を持つ事の確認に過ぎない。 むしろ、どのような内容文にするかが重要。 内容を弱めた決議にするか、内容を強めた議長声明にするか… 中国は北朝鮮のミサイル失敗実験の以前から、安保理の決議には応じられないと、丁重にも日米に連絡していた。 中国は金正日の誕生祝の祝電を昨日送った。(ロシアも送った) 中国は北朝鮮とは表向き友好国のわけで、しかし今は、日・米の友好国でもある。 中国はプレス声明を希望。日米は安保理決議を主張。 中国が議長声明でも良いと匂わせた。 米国が中国と2国間協議。日本は相変わらず、「断固として」決議を主張。 米国・中国間で議長声明文の内容を取り決め。 タイで日中首脳同士が、韓国も交えて、議長声明で決着。 安保理では各国が、提示された強い内容の議長声明案を持ち帰って、明日にも採決。 これ、出来レースですよ。(と思う) 米・中・日・韓の理想的なプレイ。4カ国の友好関係の証しですわ。 日本は常任理事国ではないが、米国が日本完全支持(米国も当事者だし)していたので、拒否権の面では同じこと。 日本は中国が同調出来やすい様に、最後まで強硬姿勢を崩さず、中国を引き寄せた格好。 日本は北朝鮮に恥をかかせ、国威発揚、支持率アップ。 米国は日本を種に中国との協調関係を促進。 中国は北朝鮮の手前、応ずることは出来ないところを、日本の強硬姿勢を取り下げさせた…と。 韓国は日中の反目を仲裁した…と。 皆仲良しで、東アジア地域(当事者の米国も含む)が一致団結した結果となった。

gyororo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 丁寧に説明してくれてやっと意味が分かりました。 でも何とも言えない気持ちになりますね。

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  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.2

>中国も北朝朝鮮に対してとても憤慨していたように思うのですが これは正しくはありません。 人工衛星と呼ばれるテポドン2号は中国が技術援助したという専門家の見方があります。形状が中国製に似ている事と、前回の失敗から短期間で打ち上げに成功したからです。 中国は北へは原油を供給するなど、北朝鮮に強い圧力をかけることができるのは唯一の国です。 つまり、北朝鮮は中国にとって強い外交カードなのです。 それを弱める国連決議案など賛成するはずがないのです。 なお、日米は失敗と言いますが、北朝鮮の元エリート幹部は人工衛星を飛ばす気は初めからなく、第一段を切り離す技術を試したと言います。 ミサイルには第2段は不要なのです。

gyororo
質問者

お礼

ご指摘ありがとうございます。 とても虚無感を感じます。