> 棟上げの時に飾りのようなの
専門家の方から「棟札」のことか、という回答がありましたが、棟札は飾りではありません。工事の由緒や建築の年月日、建築者や大工の棟梁名などを記録した板のことです。
先頃、「松江城」が国宝に指定されましたが、町の某寺の中にあった棟札に書かれていた建築年月日が国宝指定の決定打になったそうです。
ちなみにその棟札が松江城の棟札だと確認されたのは、棟札の釘穴と松江城の柱に空いた棟札の跡と伝わる穴の位置や大きさなどがピタリと一致したからです。
したがって、仏式だろうが神式だろうが、棟札は重要で価値は高いがタダの板です。そして、松江城を国宝に指定する原動力になったことからもわかるように家の柱などに打ち付けて「永久保存」です。飾りではありません。
質問者さんの書かれた「飾りのようなの」とは、その板のことですか?
そうならそうでいいのですが、私はおそらく質問者さんが書かれている「飾り」は、ふつうの家では棟柱に載った横木の両隅に立てる「幣束」「御幣」のことではないかと思いました。
仏教にはそれに相当するものがない(私が知らないダケ?:数珠?)ので、「旦那寺に尋ねるのが最善」ですが、その手間を省略したいなら、ただの飾りなので「樒(しきみ)」の小枝でも刺せばいいのではないか、と、勝手に思います。自信などはまったくありませんが。
お礼
回答して下さり、ありがとうございました。