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イチゴ苗を高原で育てる理由

イチゴの苗は夏場を高原で生育させているケースが多いと思います。 イチゴは25℃以下が生育条件ですから高温にならないところというのはわかるのですが,温度変化があった方が良いといったことを聞きました。これは本当のことでしょうか。本当ならなぜなのでしょうか。ご教授ください。

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  • ベストアンサー
  • bhoji
  • ベストアンサー率53% (1514/2852)
回答No.3

一定の温度以下の積算で花芽分化が始まります。 そのの積算温度は品種によって違いますので、あまり積算が必要な品種は 秋の早くからの出荷するような、作型には向いていません。 そのように処理された、西日本で主流の「とよのか」などですと11月頃から 出荷を始めて、クリスマスや正月を越して3月頃まで、長期間続ける上手な方もいます。 高冷地に夏場、持って行く方法は「山上げ」と言います。 他に代表的なものでは、蘭のシンビジュウムなどがあります。

suiran2
質問者

お礼

高原にあげることは「山上げ」ですよね。検索かけてもこれといったものがヒットしませんでして…基礎知識がないと検索もかけられない良い例です。勉強になりました。 有り難うございました。

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その他の回答 (3)

  • ramurame
  • ベストアンサー率60% (130/216)
回答No.4

bhojiさんがほぼ完璧な回答をされているので、蛇足程度に。 山上げが必要なのは、一季成り性と呼ばれるタイプのイチゴです。 (これとは別に、四季成り性と呼ばれるタイプがありますが、 質問とは関係がないので省略させていただきます) 品種にも依りますが、一季成り性イチゴの花芽分化が可能な温度は おおよそ10~25℃ですが、適温は、12~13℃前後です。 更に、短日条件で、花芽分化が促進されます。 自然条件下では、秋頃が花芽分化の適期になります。 秋に分化した花芽は、『翌年の春』に開花・結実します。 しかし、『クリスマスの時期』の需要に合わせて、出来るだけ早く収穫するためには、 花芽分化時期も早めなければなりません。 そこで、平地よりも温度が低い高地に株を持っていくことで、 花芽分化を早める方法が「山上げ」です。 こうして花芽分化した株を休眠させないように保温して、 花芽が分化したその年のうちに収穫する栽培方法を促成栽培と言います。 温度変化については、植物の成長に好適な温度が、昼と夜とでは違うためです。 日長の周期的な変化に合わせて植物の成長等に変化が生じる現象を光周性と言いますが、 これと同じ事が温度についても当てはまります。 光周性に対し、温度については、温度周期性(温周性)と言います。 1日の昼と夜の温度の周期的変化について言う場合が多いですが、 季節的な変化について言う場合もあります。

suiran2
質問者

お礼

またまたramurameさんにお世話になり有り難うございます。「冬桜」ではお世話になりました。 NHKTVのニュースで戦場ヶ原にイチゴ苗の「山上げ」をする話がありまして,そこで「昼夜の温度差がないと…」といっていたものですから,「なぜ」となったわけです。 回答いただいた時間が気になりますがお仕事でしょうか…。お体には十分お気を付けになってください。

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noname#7627
noname#7627
回答No.2

 温度変化があると、普通よりもなぜか花芽分化しやすいからです。  また株もしっかりと育ちます。

suiran2
質問者

お礼

有り難うございます。 やはり温度変化が必要なのですね。

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  • nono-n
  • ベストアンサー率31% (40/129)
回答No.1

ご近所に詳しい方がいて我が家にも苺の苗がありますが、どうも夏の暑い日ざしや土の乾燥には弱いものらしいです。 涼しいところで暑い時期をしのぎ今ごろから畑へと移すようです。(隣のビニールハウスが苺畑です)4~5月に花茎が伸びて花が咲きます。春になると急に大きくなりますね。手入れの仕方にもよると思いますが…

suiran2
質問者

お礼

早々と回答くださりありがとうございました。

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