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ウッドデッキの床下の温度って
ウッドデッキの床下に収納スペースを造ろうと思うのですが、夏場は収納スペースの温度を30℃以下にしたいと思っています。 地中温度というのが、夏場は冷たく温度変化も少ないと聞いたのですが、デッキ下の地面に40~50センチほど穴を掘って収納スペースにすれば期待するような温度になるでしょうか? ちなみにウッドデッキ自体は日当り良好、デッキ床は地面から50センチくらいの高さがあり、風通しはそこそこあると思います。
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ウッドデッキの下にするかどうかは別として、地面に穴を掘った収納部分は完全な防水・防湿にしなければなりません。土からの湿気はすごいものがありますので、ただの樹脂ケース程度では中がカビだらけになります。 また、土は内部で朝夕に結露を繰り返しますので断熱材が無ければ収納内部は結露が頻発します。 更に問題は、収納の上部です。ここに日が当たっていれば、断熱材があっても(急な温度上昇は防げても)夏は40度以上にもなります。土の中でもです。 土の中の温度が上昇しないのは、土の上層の水分の蒸発で気化熱として熱が奪われることと、水分が無くなった土の中の空気層による断熱効果が主たる要因です。土から露出した収納容器の蓋部分は気化熱の消費の無いために温度が上昇してきます。断熱材があったとしても、それは温度の急激な上昇を防ぐだけで、時間が経てば容器の外と中は同じような温度となります。 周りの土から冷やされる効果は断熱材のためにほとんど無いわけですし、上記のように断熱材が無ければ、今度は朝夕の冷え込みで内部が結露します。 ■残念ながら結論として、何も空調設備の無い土中の収納スペースで蓋部分が露出していれば、30度以下に保つことは無理です。 収納の上部にも土をかぶせて、断熱性のある防水容器が全部埋まった状態にすれば、上記の問題は解決できます。でもそれでは収納ではなくて埋蔵ですね。
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- ipa222
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どんな構造にするかと言うことが一番大切だと思います。 梅雨時には結露するでしょうし、蓋あたりから外気も入ってくれば、気温とかわらない内部温度になります。 土中の虫や微生物の存在もあります。 当然雨の侵入を防ぐ必要もあります。 ウッドデッキで陰になるのなら、デッキ面よりも温度は下がると思いますが、30度よりは高くなると思います。 地中の温度は約15度ですが、かなり深く掘って外気の影響を遮断する必要があります。 FRP製の蓋付の容器を地面よりも少しあげて埋め込むという感じでいかがでしょうか? 農業用でいいサイズのものがあるかもしれません。
お礼
デッキ床で日陰になるのと、地中の温度で簡単に低温を維持できると思っていたのですが甘かったですね。 FRP製の容器というものを少し調べてみます。 「FRP製の蓋付の容器を地面よりも少しあげて埋め込む」という方法でも温度を30℃以下に保つのは無理なのでしょうね。 丁寧なご回答有難うございました。
お礼
丁寧な回答有難うございました。 土中はなぜ温度上昇しにくいのかという基本のところからとても良くわかりました。 土中への埋設収納に対する問題点もよくわかり、大変参考になりました。 やはり「埋蔵」は困ってしまいますので。。。 有難うございました。