釧路湿原展望台の近くに、「北斗遺跡」文化館というのがあります。
そこで見た所によると、北海道の文化は、「縄文文化」、「続縄文文化(本土では弥生文化の時代)」と来て、7世紀ころ「擦文文化(さつもんぶんか)」、13世紀ころ「アイヌ文化」と来ます。
で、いらした人に「アイヌ文化より前の文化の担い手はどんな民族ですか」と尋ねたところ、「ふつうの日本人、和人です」という返事でした。
つまり、アイヌ文化が花開く以前から、和人(弥生人と混じる前のヤマト民族の元)は北海道にたくさんいて、本土と連絡を取り合って鉄器などを北海道に持ち込んでいたらしいのです。
もちろん、アイヌの方々も多かったでしょうし、ロシア人などもいたようですがロシア人独自の文化を育めるほどではなかったようです。
なので、明治の屯田兵などの遥か以前からずっと北海道に住んでいた人の子孫でも、アイヌの人の血が混じっていない可能性は十分あると思います。
我々にネアンデルタール人の遺伝子が混じっているくらいですから、和人とアイヌ人との混血は多数あったのではないかとも思いますが。
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