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人工的光合成の研究の現状について
効率が良いものが開発されるような状況ではないのでしょうか。
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「人工的光合成」とは、 …どのような意味で捉えてますか? ・「二酸化炭素と水」から「酸素と他の物質」を生産する「植物の光合成」と、 ・単に「特定の物質」を光と触媒の化学反応で「別々の物質に分解」する「人工光合成」とでは、 …少々意味が違ってるようです。 もし「光合成」だから同じと捉えてるなら、 「植物並みの光合成」という意味では全く進んでないと言えます。 現状の「人工光合成」は、 「水や二酸化炭素」から「水素や酸素」を取り出す目的で研究が進められてます。 その効率は、 ・利用できる光の波長が限定的で低効率、 ・利用できる光の幅を広げると、期待できる反応が単一的。 植物の光合成と同様の「二酸化炭素」から「酸素と炭水化物」という合理的で効率的な反応には程遠く、 その意味では期待度「ゼロ」からスタートしてない状態と言わざるをえません。
お礼
水と炭酸ガスから澱粉を作るというのは素晴らしいことですね。まずは葉緑素による光合成の仕組みの解明でしょうか。