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地震の到達速度
200キロ離れた震源で地震が起こったときに(深さは平均的なものとして)、揺れが到達するのにどのくらいの時間がかかるのでしょうか。 もしほんの数秒でも先に知ることができたら、対策が立てられるかも知れません。そんな手段はあるのでしょうか。
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地震には、「P波」と「S波」があります。 縦波(P波)は、速度が一番速く、地震の時に最初にやってくる波で、通常ガタガタという感じで小刻みに揺れます。P波は、物の中に生じた疎密の状態(体積の変化)が移動していくもので、波の進行方向に振動しながら伝わります。 横波(S波)は、物の中に生じたねじれの状態(形の変化)が移動していくもので、波の進行方向に直行する面内に振動しながら伝わります。 P波の速度は「5~7km/s」です。 S波の速度は「3~4km/s」です。 実際には、震源の深さという概念が発生しますが、多少の誤差を考えて計算すると、 <震源地から200キロ離れている場合> (1) 縦波(P波)が到達するのは、地震発生後≒30~40秒後。 (2) 横波(S波)が到達するのは、地震発生後≒50~60秒後。 ということになります。 現実問題、震度7の大地震が起きた際、震源地から200キロ離れている場合の震度は、震度4~5でしょう。故に甚大な災害から開放されるかと思います。また、TV等のメディアによる地震速報も、地震発生後2~3分です。計算上、2~3分経過してからメディアが「地震速報」を発表した時には、既に地震波は、600~840キロは進んでいることになりますね。
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- Kon1701
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少し離れた地震計の揺れを検出し、それを元に電波などで知らせ、対策をということは一部で行われています。 これなら200Kmより短くても、時間差はある程度取れますから、対策も行いやすいですね。 新幹線もこの方式だったと思います。停止までは無理ですが、非常制動を掛ければある程度は速度を落とせますから。 あと、エレベータでも最初のP波で最寄階に非常停止する装置は結構使われています。これも、大きな揺れの前に止めることになるので、閉じ込めなどの被害が防げそうです。 S波の大きな揺れの前、5秒でも結構効果はあると思います。ガスの遮断とかも可能でしょうね。ただ、検出の信頼性が課題でしょう。
- gamasan
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これまたとぼけた質問ですね 震源から200キロも離れていたら 震度は3~4でしょう 対策をとるまでもありません それといくらテレビでの速報がコンピュータを使った 物であってもすこしくらい離れているくらいでは 地震の方が先になります それに地震がおこったとき必ずテレビを見ているという 保障はありません。 海の近くに住んでいる場合は地震後の津波に備えて 高台に非難するというのは対策の一つでしょうが。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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初期微動を起こすP波は6~8km/s、主要動を起こすS波は3~5km/sで進みます。200km離れていると、P波到着までに25秒~30秒、S波到着までに40秒~60秒ほどとなります。 新幹線は、この時差を利用して、東海地震を感知したらブレーキがかかるように設計されているはずです。(が、最高速で走っているときは止まり切る事ができないと聞いた気がします。)