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落選運動について
だいぶ前ですが韓国の選挙では落選運動というのがあるとテレビで見たのですが、日本にはないのでしょうか? 選挙の時、誰に投票しようか迷いませんか。どの人もよく知らなくて。この人には入れたくないけど、それ以外の人なら誰がなってもいいかな。なんて選挙の時に思ってしまうのですが。皆さんはどうですか。
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落選運動については良く知りませんが、ネガティブキャンペーンなら日本でも野党が与党に対して行っています。ただ、落選運動に賛同する人は、落選運動の対象の党には元々(支持)票を入れていないことが多いので、落選票の制度がある韓国ほどの効果はありません。 仮に落選票の制度を用いたところで、二大政党制が完全ではない日本では問題があります。普通、元々落選しそうな党に落選運動を仕掛けても仕方がありません。従って落選運動の対象は、二大政党のどちらかになり、落選票は弱小政党になんて使われません。このため、落選票でボロボロの大政党を押し退けて、無傷の弱小政党が議席を奪ってしまいます。支持率の高い「出る杭」は落選票で打たれ、弱小政党と同じ当選率になるのです。(No.1の方と結論が違いますね。) 弱小政党に落選票が使われない原因を、有権者一人当りの落選票数の制限に求めるなら、"Approval Voting"という投票制度(参考URL)をお薦めします。 Approval votingでは、一人の有権者は、まず、好きな候補者を好きな人数だけ選び、そして、その候補者達(一人だけのこともあるでしょう)全員に一票ずつ支持票を与えます。もちろん、最も多く票を集めた候補者が当選します。 ちょっと考えれば、「一人も候補者を選ばない」のと「候補者全てを選ぶ」のが全く同じ効果を持つのが分かるはずです。これを利用して、「一人にマイナス票を投票する」の効果を「その人以外の候補者全てを選ぶ」によって再現することがApproval votingで出来ます。同じ要領で「N人にマイナス票を投票する」は「そのN人以外の候補者全てを選ぶ」となります。落選票数の制限が無くなります。 Approval votingにはそのほかにも様々な長所があり、定数が一人の選挙制度(大統領選・首長選・小選挙区制)としては現在最も理想的なものだと思います。惜しむらくは、これの発見が20世紀の70年代、つまり、世に出てからまだ三十数年しか経っていないことです。字のごとく、日本語の資料を探すのは絶望的です。頑張って英語を勉強して下さい。 参考ページ http://bcn.boulder.co.us/government/approvalvote/center.html Approval votingのホームページです。まだ普及していないことを逆説的に表しています。 http://bcn.boulder.co.us/government/approvalvote/altvote.html Approval votingの大家による、普通の投票制度に取って代わり得る投票制度の説明が載っています。
- k99
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たしか二回前の総選挙時に「韓国を見倣って落選運動をしよう」という団体がありました(webも立ち上げた) 。 が、左(社会党左派的なほとんど極左すれすれの)人達が旗を振って、恣意的な基準で落選リストを造ったので誰も相手にしなかった記憶があります。
- CCSakura
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もし、そういうのが可能になったら 今与党に入り込んでる●明党の支持団体(同一としか思えないが)が それを批判している候補者に落選運動を仕掛けるでしょうな。 個人の評価でもいえますが 減点主義は大変な禍根を残します。 韓国はその点、まだまだなんでしょう。
この問題は実は私も興味があって、以前、質問させて頂いたのですが、実際に日本で行なうのは難しそうです。 私も、コイツだけは当選させたくないと思える議員がいますので、もしできれば落選票を入れたいのですが ・・・ でも、組織票なんかで、同じ候補者に大量の落選票が集中して落選した場合、その落選が本当に国民の意志と言えるか、疑問も出てきそうです。 たとえば、自民党と民主党と、お互いに組織を動員して相手の候補者に落選票を投じる運動でもやれば、選挙自体が大混乱する可能性もあるわけで ・・・ また弱小政党なんて、大量の落選票で吹っ飛んでしまうでしょうしね。 先進諸国で採用していない事を考えると、やはり難しいでしょうね。