民主党は、なぜ共産党には連立を持ちかけないのですか?
そもそも、社民党と共産党の政策はどれほど差があるのでしょうか?
大企業優遇に反対で低所得層優遇であるとか、日米安保に否定的で非武装中立、環境政策重視など、どうして合流しないのか不思議なくらい、私には同じような主張に思えます。
強いて違いを言えば天皇制の是非についてくらいでしょうか?
少なくとも自民党⇔民主党の間より社民党⇔共産党の方が温度差は小さいのじゃないでしょうか?
民主党が連立を組む目的は、社民党の政策に同調するというより、参議院での過半数を確保することを優先させたものと思いますが、それなら共産党にも呼びかけても同じような気がします。
イタリアなどでも、かつて連立与党の中に共産党を取り込んでいたことがありますが、それほど拒絶反応はなかったように思います。
そういえば、昔の村山内閣の自社連立の時も、自民党は社会党を取り込みながら、同様の政策を主張する共産党には秋波を送りませんでしたね。
自民・民主党ともなぜそれほど社民党と共産党に対する態度が違うのでしょう。
考えられるのは、旧ソ連や中国の政権党と同名であることくらいでしょうか? 冷戦時代のトラウマを引きずってるみたいな。
でも、日本共産党は、両国の共産党と仲が悪かったのは有名ですし、同名だからといって同じ穴のムジナだと思うのは短絡的すぎます。
例えばイギリスと北朝鮮の政権与党は同じ「労働党」ですが、兄弟関係にあるなんて誰も思わないでしょう。
共産党の方が「健全な野党でいたい」と言っているのは、他の各党にいつも袖にされているため、開き直っているとしか思えません。
村八分にされた町内の頑固オヤジが、よけいにへそを曲げて意地悪ジイサンになりきってるみたいな。
民主党が秋波を送れば、連立に応じる可能性はあると思うのです。
民主党の主義主張はさておいて、基本政策に違いのある社民党とは連立するリスクを冒すことができて、共産党としようとしないのは、なぜでしょう?
お礼
ご回答ありがとうございます。