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第一種換気の停止でカビが発生する可能性と対策について
- 質問者の家では、数年間も第一種換気が停止された状態で、カビが壁に発生しています。
- ハウスメーカーによると、外壁からの侵入や結露が原因の可能性がありますが、確定的な原因はわかっていません。
- 第一種換気の停止がカビ発生の原因となり得るか、また修理後の対策について詳しく知りたいです。
質問者が選んだベストアンサー
冬季間12月から2月末頃までは西高東低の気圧配置と地球の自転による偏西風の影響でほぼ毎日西からの季節風が吹きます。 この西風が強いと西側の壁面で遮られた風が北や南側壁面に流れ壁面の気圧が室内より低くなります。 室内の暖房され湿った空気は気圧の低い窓や壁方向へ流れるため触れて冷やされ水滴になったのが結露で、これが結露の原因です。 そして、気圧差が大きいとコンセントや照明器具や窓枠などの隙間から壁内部へも侵入し夜など冷えた時間に冷やされ水や氷になり最悪黒カビが発生します。 これを防ぐには室内側の気圧を外より下げると防ぐことができます。 方法は壁などの換気口を閉め浴室などの結露し難い外壁から離れた換気扇を回し家内部の気圧を下げることです。一番適してるのはユニットバスの換気扇です。暖かい日中は適宜回すと上記の隙間から壁内部の空気が吸い出され通気層から乾燥した外気がはいりグラスウールを乾燥させ結露も防ぐことができます。 結露からの場合は内側のクロスや石膏ボードを剥がし内部の状態を確認し状態が酷い場合はグラスウールの入れ替えになりますが、さほど費用の係る工事にはなりません。 場合によってはグラスウールも石膏ボードも部分的に取り換えで済む場合も多いと思います。 どちらにしてもクロスは張り替えなければならないでしょうから、同時にされると良いと思います。 集中換気装置は修理された方が良いと思います。多分換気扇の交換で済むと思いますが、さほど高額な物ではないと思います。 そのままにしておくと、ダクト内部に黒カビが発生し天井の吸気口の周りはカビだらけになります。 できるだけ集中換気装置が付いてる場合は1日に1回以上はダクトの空気を入れ替えた方が良いです。また、吸気口には換気量を調整する羽がカバーを外すと付いてますので、必ず調整が必要です。 1階はどこも閉め気味に2階は開け気味に調整すると換気のし過ぎによる寒さを防ぐことができます。 第1種換気の場合は外に空気を吐き出すのでカビは中に入りません。強制換気は24時間連続で回す必要はありませんができるだけ日に1回以上は回さなければダクトにカビが発生しやすく超大型の家でなければ浴室やトイレやレンジフードの常時換気扇で充分代用が利くのであえて付ける必要はないものです。 また、シーリングファンや窓の上などにつけられたロスナイなどの壁用換気扇や吹き抜け天井に多くみられるサーキュレーターは圧力をかけ壁や天井内部に部屋の空気を押し込みますので、できるだけ使わない方が良い。狭い部屋で加湿器を使用しながらシーリングファンを回すと必ず壁内部などに結露やカビが発生します。 加湿器を使用する場合は浴室などの換気扇を同時に回すと結露を防げます。 第2種換気の場合は換気と暖房が同時ですので入ります。 また寒い地方では電気暖房の使い勝手の悪さと不経済性と暖房能力の低さで寒くて住めないような家もよく見かけます。 家を建てるとき、西風と平行になるような壁面が東西南北ではなく南西か南東に傾けて建築すると室内の空気が外に吸い出されことが少なく結露は発生し難いので建て替えるときは参考にされると良いと思います。また、結露し易い西風が強く吹く夜から朝までの時間帯は浴室などの換気扇を回し外より気圧を低く維持すると結露は防げます。 24時間換気といっても無風に近く結露の心配がない状態のときは回しぱなしにする必要はないです。 セキ○〇〇〇〇の軽量鉄骨の家は暖かい地方の会社なので壁厚が薄く通気層が狭く北海道などの寒い地方では結露を理解した使い方をしてないと壁内部に結露が発生しカビが発生しやすいようです。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません…。 ログインできずにおりました。 結局壁の補修工事をし、石膏ボードも話しましたが、幸い石膏ボード表面にカビが軽くあっただけで、奥は濡れたりしておらず、無事でした。 昔つけてたリビングエアコンの通気口がそのままになっていたので、その穴を防いでもらい、第3種換気も取り替え、機能するようにしてもらいました。 大変ありがとうございました。