※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:セイタカアワダチソウとカナダアキノキリンソウの差?)
セイタカアワダチソウとカナダアキノキリンソウの差
このQ&Aのポイント
セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)とカナダアキノキリンソウ(Solidago canadensis)の見分け方について教えてください。
また、札幌周辺で繁茂しているのはどちらの種類なのか知りたいです。
さらに、総苞の高さや花序の形状など、それぞれの特徴についても教えていただけると助かります。
セイタカアワダチソウとカナダアキノキリンソウの差?
質問文、長くてすみません。
セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)とカナダアキノキリンソウ(Solidago canadensis)の見分け方で苦戦しています。
参考になる記事や文献、もしくはご自身が見分けるポイントにしている点などありましたら、教えてほしいです。
とりあえず、オオアワダチソウ(Solidago gigantea var. leiophylla)についてはほぼ無毛で判別できるので、上記2種について。
この秋、札幌近郊で観察をしています。
(注意ポイント1)
少し前の文献で、札幌周辺で繁茂しているのはセイタカアワダチソウではなくカナダアキノキリンソウ(ケカナダアキノキリンソウ)が優先しているという報告がありました。
(注意ポイント2)
昨年秀和システムから出版された「帰化&外来植物見分け方マニュアル950種」や、「野山の草花・木々の花植物検索図鑑(http://momo1949.3zoku.com/cgi/plantsdb/start.cgi?m=DetailViewer&record_id=5124)」では、総苞の高さがポイントになっていました。
カナダアキノキリンソウ「総苞の長さ1.7~2.5mm」
セイタカアワダチソウ「総苞は長さ3-4mm」
(ちなみに、オオアワダチソウは「総苞は長さ4-5mm」)
(注意ポイント3)
類似植物なので、見分けが難しいとありますが、「ボタニックガーデン」https://www.botanic.jp/plants-ka/canaki.htm では全く違う様相でした。花序は円錐状ではない??
(現在の自分の観察状況)
とりあえずセイタカアワダチソウみたいなものを見て歩いていますが、総苞の高さ4㎜程度のものばかりで、3㎜以下のものは、全然見つかりません。
カナダアキノキリンソウの特徴や分類のポイント、詳しい写真を記載している文献もなかなか見つかりません。
ここ数週間暇なせいか、時間があればこのアワダチソウ兄弟のことばっかり考えてしまします。
アドバイス、よろしくお願いいたします。
お礼
納得のご回答、ありがとうございます! 「Solidago canadensis L.という遺伝的に改変された種も存在するらしい」とのこと、知りませんでした。 「遺伝的」「DNA」というのは、現地で調査したり判断したりするのは非常に難しいですね(T_T) 当方、転勤で北海道、北東北、関東、九州と行く先でセイタカアワダチソウの観察をしてきましたが、札幌に来て「カナダアキノキリンソウ」を知り、今まで見てきた同種と区別がつかず悩んでいました。その場で進化した固有種でないので、地域で分類するのも納得いかず、もやもやMAXです。 今手元にあるのはかつて撮りためた写真と屋久島で採取した標本ですが、見比べてもさっぱり??? 北海道ブルーリストを始め、いろいろな資料で「セイタカアワダチソウ」と「カナダアキノキリンソウ」は分けられています。 近年はDNA分類体系で今までの種の分類が改められていますが、外来植物を学ぶものとして、現場で判断できるポイントを知りたいと思い、かつてここで同類の質問がありましたが、改めて質問させていただきました。 正解にたどり着くかはわかりませんが、いろいろな方の考えや見解もお伺いしたいと思いますので、もうしばらく質問は締め切らず、引き続き回答をお待ちしたいと思います。 よろしくお願いいたします。