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他者の行動と自由を奪う事について
犯罪行為ではない事を前提としますが「オタク系趣味等の変わった趣味をやっている大人の存在が迷惑だからに危害を与える、趣味を辞めさせる」といった「個人の自由を奪う権利」は誰にもないものですか? おそらくそうですよね。
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まず、相手にどんな形であれ危害を加えるのなら、その結果と責任はどんなものであれ、もしかして何倍にも返ってくることを覚悟をしたほうがいいです。今すぐでなくても、予期しないとき、質問者さんはとっくに忘れていたときに襲われるかもしれません。また、自分の行為が親や家族、現在のみならず昔の友人知人などにも知れわたる、ということも考えたほうがいいでしょう。 つぎにですが、迷惑と言ってもいろいろな種類がありますね。 具体的な迷惑はたいてい、法律やその場の規則によって定義されています。よって、それに対する制裁(罰)も権限があるものによって行われます。それを自身で決めようとする、つまり自分が法であるとするのは「リンチ」(私刑)になり、手下にやらせればギャングのボスのやり方でもあります。だれもがこのような考えに基づいて行動すれば開拓時代のアメリカ西部ごとく無法地帯となり、あちらは銃器による殺傷事件が後を絶たないのは見てのとおりです。 具体的な被害がない、迷惑だという感覚だけの話であるなら、感じるのは個人の勝手です。「あいつ、なんか気に食わない」というのはだれでもあるのでしょう。しかし、自分の感覚が一般的に有効であり一番正しい、ほかの感覚はいっさい認めない、となってしまうと、それは独裁者やテロリスト、狂信者などに共通の「独断的・独善的な考え」になりますから、犯罪に及ばなくてもかなり危ないのは明らかと思います。 つまり、「あいつ、なんか気に食わない」が「だから危害を加えてやろう(犯罪にならない程度で)」となると、これは正真正銘の「いじめ」の根源であり、「いじめっ子の論理」でもあります。「こっちの気に食わないお前が悪い(いじめられる側にも原因はある)」という決まり文句、聞いたことあると思いますが、私はいじめを正当化するという意味ではまったく賛成できません。 また、その人の許容範囲や属する社会(文化、グループ)の認識によっても「迷惑度」の解釈はそれぞれ異なります。おなじことをされても「そんなのよくあることだし、べつに気にしない」人や「むちゃくちゃ腹立つ!」、「うーん、いいとは思わないけど違法ではないし」あるいは「悲しくて気になって眠れなかった」人などいるわけで、感覚に物差しはない以上、そのなかで「一番正しい感じ方」なども存在しません。自分こそが、と思うのは先述のように「独断・独善」です。 よって、「一般的に迷惑だから、そんなやつらに俺が秩序を守る良き市民として制裁を加えてやろう」というのは警察も手が出ぬ状態で悪役に対して立ち上がるアンタッチャブルごとき映画のヒーローとしては共感できても、質問者さんの例では実際は子供がよくやる「腹が立つから相手に仕返ししてやる!」という「個人的な感情にもとづく報復行為」と変わりませんから『個人の自由』とか『権利』とかは関係ないレベルと個人的には思います。
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- sakura-333
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騒音とかではなくて存在なんですか? コロナで暇なんでしょうか。
当たり前ですが、ありません。