「プリズナーNo.6」の「村」

質問

昔「プリズナーNo.6」という外国のテレビドラマがありました。実際視聴した方は覚えていると思いますが、なんとも不思議な毎回欲求不満の残る話でした。主人公が脱出を試みてもかならず引き戻される。そしてあの「村」。あの「村」はいったいなんだったんでしょうか。放映が全部終わってからずいぶん経つのにその意味を解き明かした解説にはお目にかかっていません。そこで当方なりに解釈してみたんですが、あの「村」は社会主義国の戯画または比喩かと思いますがどうでしょうか。もちろん資本主義国から見た社会主義の国のことです。そこに住んでる人は自由や民主主義だけなく生きる目的も喜びもない。多くの人が変な服を着てふらふらあてもなく歩いている場面が繰り返し出てきましたが、あの印象は西側から見た観念上・想像上の社会主義国の世界ですね。つまりあの「村」は社会主義国の戯画または比喩かと思うんですがどうでしょうか。冷戦真っ最中の時代でした。

回答No.1

nihonsumire · ベストアンサー

いやー、懐かしいですね。パトリック・マクルーハンでしたね。トーマス・M・ディッシュの原作も読みましたか。
おっしゃる通り、社会主義国という意見も当時からありました。さらわれた経緯から、英国が作った村という解釈も成り立つなんて、当時友人と話したものです。あるいは、夢を見せられてるのではないかという意見もありました。なぜなら、退職理由をしつこく聞かれたからです。
原作もTVもラストが衝撃的ですよね。TVの方は、イギリスに戻っているところが悩ましいですね。いろんな想像／推理で楽しむことが出来るドラマですね。
あなたの質問に、久しぶりに興奮しました。感謝と共に、つまらない回答で申し訳ないです。

お礼

ご回答ありがとうございました。「つまらない回答」ではないです。当時から社会主義国という解釈があったとは初耳です。驚きました。当方はだけではなかったんですね。残念ながら当方は原作は読んでいないし番組の最終回も見ていないのでそれは惜しかったです。
nihonsumireさんは「・・・久しぶりに興奮しました」と書いておられますが、当方もnihonsumireさんのご回答に夢中になりましたよ。

補足

お礼文の訂正です。

×「当方はだけではなかったんですね。」
○「当方だけではなかったんですね。」

申し訳ありませんでした。