ヨーロッパで「ソ連」(ロシア革命政府を軸にした国家連合)という社会主義の連邦国家が存在していた当時、
ソ連に侵略された「東欧諸国」と、抵抗してソ連の侵攻を逃れた「西欧諸国」とで、
政治体制の違いによる概念的な分類がされました。
それが政治手法を「西側」「東側」という呼び方にする事で、世界を政治思想で分ける考え方が定着したものです。
現在のロシアを除いた「東欧諸国」は「旧ソ連」当時の構成国ですが、
今では政治体制を変換して西側に帰属した国も多く有ります。
現在のロシアは今でも「東欧」「東側」です。
また、アジアの「中国」や「ベトナム」は政治思想的にソ連の社会主義と近い共産主義なので、
政治的に東側と西側で分ける場合は「東側」と同類に扱われます。