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時をかける少女の「かける」の意味
ご存じ、筒井康隆さんの「時をかける少女」のこと。この中の「かける」の意味はしばらくの間当方は「駆ける」つまり「走る」=「タイムトラベルする」という意味だと思ってきたのですが、ひょっとしら「賭ける」の意味もあるんじゃないかと思うようになりました。つまりたとえば10年後の未来をのぞいたら自分の奥さんが静香ちゃんではなくジャイ子の場合だってあるわけでその恐れを抱きながらタイムトラベルするのは確かに勇気が必要です。その意味ではタイムトラベルは賭けです。この解釈どうでしょうか。
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> 10年後の未来をのぞいたら自分の奥さんが静香ちゃんではなくジャイ子の場合だってある 本を読んでいろいろ想像するのは楽しいですよね。 確かに、可能性としては何でも(自分が死んでしまっている可能性も戻って来れない可能性も)アリでしょうが、作品中にその可能性を感じた主人公が「恐れを抱きながらタイムトラベルをした」ことを示唆するような記載はあったのでしょうか? ないのだとすると、穿ち過ぎの解釈なのではないでしょうか。 因みに私は タイムトラベルは、ある時点からべつな時点に「一足飛びに飛ぶ」だけで、時代を駆けているわけではない(走る過程がない)ので、「架空戦記」などと同じく、時の流れに橋を架けて一気に移動する「架」、「時を架ける」が適切だろうか、とか思ったことがあります。
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- ts0472
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個人的には 敢えて漢字にしなかった 言葉を絞らなかった 映像を観た人の感性に委ねる だと思っています 放映時 後で観直す で感じ方も変わる それで良いんじゃないかと思っています 自分の人生と置き替えられる部分がある それまでの経験やその時の状況 年齢で変わっていくものと思っています
お礼
題名の解釈はあんまり重要ではないですね。あの物語はたしかに物語自体がおもしろい。筒井さんは自分の代表作のひとつになると思った様子はなく、さらりと書き上げた感じがする作品です。これからも読み継がれる作品だと思います。ご回答ありがとうございました。
お礼
なるほど「恐れを抱きながらタイムトラベルをした」ことを示唆するような記載は」・・・なかったですね。「時を架けるが適切」・・・fujic-1990さんに脱帽です。すばらしい文学的センスをお持ちです。ご回答ありがとうござました。
補足
お礼文の訂正です。最後の文、「ありがとうございました。」が正確でした。申し訳ありませんでした。