地球は厳密には真球ではありませんが、半径6371kmの球体で近似した大まかな計算です。このとき地球の全周は6371×2×π≒40030.2㎞ です。下の図では中心角を実際より大きくして見やすくしています。
円周に沿ったAB間の距離が10㎞だから、地球の中心をOとすると扇型OABの中心角AOBは∠AOB=360×10/40030.2≒0.09°
OBの延長線と、Aの地表面の延長(下の断面図ではAにおける接線)との交点をB’とすれば、AB'/6371=tan0.09° よりAB'=6371×tan0.09°≒10.0076 km
三平方の定理からOB'=√(6371^2+10.0076^2)≒6371.00786 km
∴ BB'=OB'-OB≒0.00786 km つまり7.86メートルくらいです。
逆に言えば、10キロ先を見るためには、目の高さが7.86メートル必要だということになります。
お礼
ものすごい高低差ですね。 10キロで8メートル、100キロでアバウト80メートル 考えたこともなく思い付きで疑問に思ったことを質問してみました。 ものすごくご丁寧にありがとうございます。