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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:柑橘類の株間はどのくらいですか?)

柑橘類の株間はどのくらいですか?

このQ&Aのポイント
  • 徳島県平野部で柑橘樹を植える予定の畑の株間について相談です。
  • 隣接する畑ではサツマイモを栽培しており、全体の畑は東西に30mの広さです。
  • レモン・ライム・柚子・スダチを各1本植えたいと考えていますが、株間はどのくらいが適切でしょうか?

みんなの回答

回答No.1

果樹の植え方以前の、植えるのに向くか向かないかの方の話になってしまいますが・・・。 簡単に考えても北側の法面の角度が気に成り奥行きも将来は大型に育つ果樹を植えるには狭めと感じます。果樹を植えるのは若木の時は充分の様に感じられても将来大きく結構な枝ぶりへ育ち、全体の樹形の幅=地中内の根が伸びる幅と普通考えますので樹形の幅は隣の土地の空間にはみ出せても(畑や田圃の一部の当たりに多少影響は出そうですが)根が伸びる範囲が隣の土地まではみ出してしまえば隣の土地で作る作物に影響を与えますし、根が隣の土地に侵入してしまえば根を傷つけると木の健康を損ねかねないので将来は隣の土地での野菜の栽培は一部を、踏みつけや物を置く様な重みによる土の締まりが原因で果樹の根先が弱らない様に3メートル分くらいは何にも使わない場所へ転換せねばならなくなりそうです(収穫時一時的な置き場所には使えそうですが)。ご自分の土地であれば野菜の収穫が減るのも諦められるでしょうがもし他所の方の畑だったり、その畑で商売として野菜を作っているのなら最初から今回の予定地には果樹は植えない方が良いと感じます。 果樹を植える場合は将来育つであろう平均の樹幅から隣の木の樹幅の間を充分離さなければ太陽が下の枝の方まで良く当たらなくなります。法面に面していればなお。柑橘類の場合葉が結構茂りリンゴの様に葉を間引いて実に日を当てると言う作業も無いと記憶しているので(もし柑橘類でもするのが当たり前であればすみません)隣り合う木同士の株間が充分にとられておらず将来重なり合ってしまう事になれば風で揺れるとお互いの枝が傷つけあうので太い枝から伐らなくてはならなくなり木自体にダメージを与えかねなく樹形も大幅に乱れ、風に耐えられる強度のバランスも崩れ台風などで他の大枝が折れたり酷いと根こそぎ傾いだり抜けてしまう原因に。 大型果樹を植える場合は安全に人が通って年間作業が楽に出来るくらいのスペースは充分にとっておく必要があります。収穫時に脚立から落ちたりしたときに落下途中に斜めの面があると危険ですし。それを考えると将来の樹幅の直径にプラス2メートルくらいの幅の広さの地面が欲しいところです。株間は枝が幹から生えて1メートル半くらいで納まってくれるとは限りませんし場所によっては隣の土地に足を踏み入れて枝を剪定したり枝先に近いところの実を取る事になるかもしれません。その時に隣の畑の土を踏み固めてしまえばそこに植えてある野菜の育ちに影響がでてしまう可能性がありますし、剪定や実の収穫時に斜面の途中にある場所であれば、目的の枝の位置によってはそちらに気を取られバランスを失い下が斜面や田圃なら転落してしまう危険性も・・・。 単純に考えても木1本に将来必要な広さは幹を中心点としても上空から見た感じで余裕を持って株間の分を含め直径4メートル分は欲しいところです。こうなると北側は法面で妨げられてしまいかねませんよね・・・。枝全体の日当たりや通気性は結構悪くなるかもしれません。 果樹の枝張りは無理に剪定で抑えられたとしても根の伸びを抑えるのは無理ですし、法面に人工物が使われていれば果樹の根が太くなると持ち上げられてヒビが入ったり下から崩れてしまう可能性も。充分な広さが無い地中で根が伸びられないと根張りの範囲が足りなく木が自らを充分支える事が出来ません。もし棚田の様な状態の土地で前後が斜面なら奥行きが充分と感じられない事や作業時の安全確保が難しい事から将来は大きく育つ果樹を植える事自体向かない場所と感じますが・・・。 またミカン農家が植える様な単純な傾斜地では無く人工的な法面や田圃に隣接していることも果樹栽培では気に成ります。奥行きが狭めな場所なので北側の法面は傾斜の角度次第で果樹が大きく育った後の北側の日当たりがあまり良く無くなったり、風の向きによっては風通りが良くなくなりそうで北側から病気になり易くなる可能性があります。南側の水田と栽培予定地の高さの差はどのくらいあるのでしょう。何メートルも充分な高さがあれば互いに問題なく栽培できそうですが、もし低めなら柑橘類に散布した農薬が無風や風向きによっては隣の田圃の水に混ざってしまったり、果樹に与えた肥料の養分が地中を伝って下の田圃の土や水に混入しその成分比がイネに影響して育ちがおかしくなってしまったりの心配が・・・。特に農薬を撒く時は葉裏までしっかりたっぷりと散布するので数本の果樹であっても木の樹齢が上がるほど使用量も増え、農薬を薄めた物を結構大量に散布します。また防除用や既に発生している殺虫や病気の治療目的で使う種類によっては地中に浸透する顆粒状の物も撒きます。下や隣に田圃や畑があるとこれら農薬の成分が土壌に浸透し混入してしまう可能性も。もし米が出荷する目的のものなら農薬の種類や残留量によっては安全基準に満たなければ(本来使わない農薬成分の残留が検出されてしまえば濃度が薄くても即廃棄)出荷できなくなりますし、自家用の物であっても農薬の濃度や残留の程度によっては安心して食べられるものではなくなってしまう可能性がでてしまいます。最悪もし他所の農家の田圃であれば賠償問題へ発展してしまう可能性も・・・。 木は植えてしまってから不都合が起きた時にはもう簡単には対処できませんし、もし最悪途中で伐採・伐根しなければならない時には、傾斜地を削って作られた様な奥行きの無い場所では重機などが入れませんから(ユンボだと侵入出来ても充分な回転範囲が確保できないと使えません。我が家では過去にミニユンボを使う為に侵入個所の木を伐ったり下水管埋没工事部分+幅3メートル範囲に生えている木を全て抜かれてしまいました)場所の奥行きが無いと全て人の手で行わなければならなくなり大変な人手の労力と費用が掛かってしまいます。我が家では数年前に平地のちょっとした木立ち(先住者が日本庭園を目指して植え、造園を途中放棄した名残)を伐採しましたがそれにかかった人手と日数、費用面からもう敷地内には大きく育つ木は植えられないと感じました。もし今苗木を植えたとしても10年経てば年齢的にキツイ労働はもう無理ですし人に頼めば結構な出費になりますから。 今回のご質問の内容から受ける印象では斜面や水田に隣接し奥行きの無い場所に将来はかなり大きく育ってしまう果樹を植えるのは本来向かないと感じます。田圃と植栽予定地に高低差がもし無くても、田圃に何らかの影響は出てしまうかと・・・。これから植えたい果樹よりも現在すでにある田圃は畑には変えられなく、米の方が大事でしょうし・・・。南側から見て北側(裏側)の空間が充分取れないのであれば特に「常緑性の葉が付く種類の多い柑橘類」だと南側だけ育ちが良く北側の方の育ちがあまり良くないという事になりそうです・・・。法面にもし崩れ防止の人工物が張ってあれば素材の夏の蓄熱が枝葉に悪影響を及ぼす事も・・・。石やコンクリート、金属は使い方によっては真夏に日当たりが良いと結構熱くなりますので。 もし木を植えたいならあまり大きく成らない矮性の品種を選んで充分な株間をとって植えたり、元々大きくは成らない種類の木の方が良いと感じます。それを考えると柑橘類では無い方が良いかも・・・。 実が成る木で候補としては蔓性のものか、低木性の物でしょうか。 キウイとかブドウの様な棚を設置したり支柱で支える様な、木自体は大型にはならず枝が蔓なので伸びている時に誘導すれば邪魔に成らない様に整えられ風通しは抜群に良く、あまり日当たりの方向に拘らなくて済みますので。伐ったり抜くのも果樹よりは手間が軽く済みますし隣の作物への干渉も果樹と比べれば起きにくいです。 候補としては他にブルーベリーやそちらでも育てばハスカップ(又は外国種のハニーベリー)の様な低木性の果樹。ポポーやアケビやムベ、他に気候や土質・水はけが合えばベリー類のカシスやレッドカラントやラズベリー・ブラックベリーなど。これらベリーは棚や組んだ支柱は必要なく、立てた支柱にところどころ紐などで括り付ける程度、ラズベリーやブラックベリーは傾斜面を好む性質を持ち、茎葉にトゲが無い品種を選ぶと楽です。ベリー類は生の実よりも加工したときの方が美味しく(特にカシスは生だとクセが強いですが加工すると美味しくなる)実が冷凍できるので農閑期に加工できます。元々保存して食べるのが主流な果物で(元々外国の冬が厳しいところでの冬の野菜不足によるビタミンC不足や栄養補給目的で栽培)ジャムなどに加工して販売できます。手入れといえば土に適度な養分を保つ為の数年に一度の客土や堆肥を混ぜたり、古くて成りが悪くなった蔓を根元近くの枝分かれ部分で切り取り除く程度、果樹と比べると信じられないほど手間がありません。蔓性の物だと生育サイクルはツルバラに良く似ていて2年目に生える短枝に実が成ります。地中に根が這いまわり親株周りに生えて来る不定芽は必要に応じ不要分は見つけ次第早めに掘り取らないと2メートル先でも平気で生えて来ます。必要無くなって株を抜いた後でも根が残れば根一本から芽一つの割合でまた生えてきますので、ラズベリーとブラックベリーの類は良く育てば今度は絶やしたくなった時が大変です・・・。 枝の付き方が粗い木なら植えられない事も無いので、案外ビワなどが向くかもしれません。それでも田圃の方へ使った農薬が混入しない事が確認できればの話ですが・・・。

tamaki1954
質問者

お礼

詳しいお話をたいへんありがとうざいました。

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