- ベストアンサー
昔の地域の風習文化についてです。
宜しくお願い致します。昔は風習文化で地域の近所付き合い、人付き合いとかはあったのですか?教えて下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
昔に遡らなくても、今でも、田舎では普通に残っていますが、主に大人数でやらないといけないことをみんなで行うというのがたくさんあります。 都市部では現在、お役所や専用の機関があるものでも田舎ではなかったりします。 分かりやすいのが、火事を消すこと、つまり、消防ですね。 火事を消すのは、みんなでやることです。専門の消防署は後からできたものです。 その名残が消防団です。 消防団とは、地域で普通に暮らす住民が片手間にやるものです。 普通に日中は仕事をしていますが、サイレンが鳴ったら、仕事をする手を止め、分団小屋に向かいます。(各地区ごとの消防団は、第一分団のように分団ごとに活動しています。消防車は分団ごとに車庫などを持っています。)そこで簡単に現場用の上着を羽織って現場にサイレンを鳴らして向かいます。現在は専門部隊である消防署の方が出動は早いのが普通ですが、そもそも隣近所にOBも含めると住んでいる可能性は高いです。ですから、消火栓や防火水槽や可搬ポンプなどを駆使して現地住民が消火を一番最初に始めていることも多いのです。 うちの父の話では、昔の言い方で、『常設』と言うと消防団を指し、『特設』というと消防署を指すのだそうです。父の世代には消防署がなかったそうです。 常にあるのが、消防団なのです。そりゃそうですよね。現地の住民なのですから。 都市部でもまだまだたくさんの地域で地元の人が消防団が活躍しています。 仕事を普通にしている大人なので、訓練は夜や早朝です。たまにみんなで訓練の帰りに消防車を止めて食事をするところもあるようです。そういう時にサイレンがなったら、団員が集合する時間が省けるので火事場への出動は早くなります。 一応、準公務員となるのでお手当は出ますが、やりたがらない人も多いですね。 他にも、昔の風習って、こういうみんなでやらなければできないことをみんなでしているだけだったりします。 地域を流れる川の周りをみんなで掃除したり、道路わきの側溝に水が流れないとみんなが不便をするのでみんなで掃除をしたり、地域の寄り合い所(公民館など)の建設で人手が必要な時に集まったり、地域の運動会や地域対抗ソフトボール大会などもあります。 もちろん、地域の神社などのお祭りもそうですよ。 うちの町ではいくつかはすでになくなっていますが、消防団は今でももちろんあります。町道など生活道路の清掃、地域の高齢者へのお祝い、地域の小さな文化祭、複数の地域が関わる神社の祭り、地区対抗バレーボール大会などが残っています。 なくなったのはソフトボール大会や運動会、林間学校や砂浜での造形大会みたいなお出かけ行事ですね。ベビーブーム世代前後が子供時代にはいろいろありました。 一番大きなのは、やはりお祭りですね。金銭的にも体力的にも負担はでかいです。小さいお祭りですし、観光客にとっては二日間の祭りでしょうけど、準備を含めると2か月以上、毎晩毎晩集まっていろいろ制作をしたり、地域の小学生をまとめて踊りや太鼓、横笛を教えたりしています。高卒から30手前までの青年の部と呼ばれる世代が体力を一番使います。彼らが元気よくやってもらえるとにぎやかになります。もちろん上の世代の壮年の部がしきってはいますがね。 そんなに変わった風習・文化はありませんが、細々とでも続くようにみんなが力を尽くしています。
その他の回答 (1)
- okvaio
- ベストアンサー率26% (1979/7610)
今もありますが・・・
お礼
回答ありがとうございました。