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財務分析(比率分析)の利用可能性について

財務分析(比率分析)の利用可能性について、自分なりに分かりやすく説明するなら、あなたならなんて説明しますか?

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  • QCD2001
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回答No.1

企業の財務的な状況がわかります。 たとえば、 売上高対売上総利益率 : 扱っている商品・サービスが儲けを出しやすいかどうか 売上高対営業利益率 : ビジネスの仕組みが儲けを出しやすいかどうか 流動比率 : 支払い能力が十分あるかどうか 固定長期適合率 : 資金調達の安全性 手元流動性 : 災害等によりサプライチェーンが破壊されたときに持ちこたえる体力 などがわかります。 売上高対売上総利益率が低い場合、仕入価格が割高な仕入先から仕入れているか、値引きをして安く売っているかどちらかです。これは同業他社の数値と比較することで、どちらであるのかが解ります。 流動比率が低い場合は、支払サイトが短いか、債権回収が遅いか、その両方同時に生じているかのどれかです。これも同業他社の数値と比較して判断します。 よくあるのが、売上高対売上総利益率がそこそこ高くて、流動比率が低いような場合です。これは、売上を上げたいけれど利益を減らしたくないので、債権回収サイトを長くすることを条件に販売しているような場合です。つまり、 月末締め、翌月末に請求書を発行して、請求から3か月後に支払い、といったようなことを条件に販売しているような場合です。取引相手とすれば、支払いが先延ばしできるので少々価格が高めでも買ってくれます。その代りに売る側は資金が足りなくなります。最悪の場合、自社の仕入れ先への支払いができなくなって資金ショートを起こし倒産することもあります。儲かっているのに支払いができなくて黒字倒産をするわけです。 こういう危険性がないかどうかが事前にわかります。

riarashi
質問者

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